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幕末の味!? #三越前 弁松のお弁当

お世話になっております。食×ITの複合作家・内田です!今回はお店というより、とあるお弁当を売っているお店についてお話したいと思います。

今回ご紹介したいのは「弁松」という歴史ある老舗のお弁当屋さん

こちらのお弁当は三越前の本店の他にも、取り扱ってる百貨店もいくつかあります。とくに大丸東京店は、ほぼ東京駅直結でアクセスも良いので、こちらで買われる方は多いと思います。

※店舗一覧

このお店は、創業170年以上の老舗の弁当屋で、ペリーが来る3年前に創業したんですって!何かすごい😮

お店ではこんな感じで売ってます。お弁当が包んである包装紙の匂いにワクワクするのって、私だけ?😅

包装紙をあけるとこんな感じで、白米バージョンもあります。

このおかずの色見てください。すごく濃そうじゃないですか?

そうなんですこれが、他にはないこのお弁当の特徴「濃い甘辛」何とこの味付け、江戸時代からずっと続けているそうです!

濃い甘辛は、昔から日本人のDNAに刻まれた懐かしい味で、味覚だけではなく情緒にも訴える味なんだとか。

確かにここまで濃い味付けは他のお店のお弁当にはなかなか無いです。でもこの濃さがまたクセになるんですよね。これもしかしたら、本当にDNAが欲しているのかもしれませんね🤔

ちなみに味を濃い甘辛にしたのには以下の理由があったとか。

弁当なのでもともと日持ちさせるために濃くした

肉体労働に耐えられるようカロリーを高くするために濃くした

砂糖が高価な時代に江戸っ子は見栄を張って沢山入れた

江戸っ子は中途半端な味ではなくはっきりとした味を好んだ

関東の水質が硬水なので、出汁を取る際には昆布ではなく鰹節や煮干しを使い、その生臭さを打ち消すために濃口の醤油をたくさん入れたから

※弁松 公式サイト
https://www.benmatsu.com/history

今と違って昔は調味料が相当な貴重品だった筈なので、このお弁当を食べれば、当時はかなり贅沢な気分を味わえたのではないでしょうか。こんな事を考えながら食べると、なんだか江戸時代にタイムスリップした気分になれます😁

食でタイムスリップを楽しめる「弁松」のお弁当。三越前、東京駅、百貨店の近くで何かご予定がありましたら、ついでに寄ってみてはいかがでしょう。

以上、弁松の食レポでした!


食は人を良くすると書きます。飲食店を食べにいく事で応援したり、ステキなお店を多くの人に伝える事は、いつかどこかで誰かの「ハッピー」につながるかもしれません。

※この他にもおすすめしたいお店は、このマガジンでまとめてますので、よかったら参考にしてください!

また、おススメの店を知っている方、お店を経営されていて掲載して欲しい方、もしいらっしゃいましたら、コメント or お問い合わせから連絡いただければ、東京近郊ならこっそり調査しにいくんで教えてください。

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