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プロジェクトのトラブルは共通認識のズレが原因かも?

営業でも、技術でも、プロジェクトマネージャーでも、男と女の関係でも、コミュニケーションの基本は、共通認識がすべての基本になるのでは?って色々なプロジェクトに参加する度に思うんです。

プロジェクトが崩れる原因を振り返る

プロジェクトって些細な事で崩れたり炎上したりするんですが、原因を振り返ると、大体、共通認識のズレが問題なように思えます。

共通認識を合わす事って、通常生活する上ではそんなに難しい話に思えないんですが、これがプロジェクトとなると、いろいろな利害関係による目線が発生するので、ゴールへ行くための道が複雑化するんです。

たくさんの利害関係者

例えば、プロジェクトが発生したときって、こんな人たちが集まります。
※この利害関係者をステークスホルダーといいます。

・お金を払う人
・お金をもらう人
・プロジェクトに反対の人
・プロジェクトに賛成の人
・無茶ぶりされたエンジニア(現場の人)
・プロダクトを受注した営業担当
・期待しまくってる双方の経営者
・心配性な人
・チャレンジ精神あふれる人

こんな利害の違う人たちが集まって、そんな簡単にプロジェクトが進むんでしょうか?

簡単に進むわけがない!

営業と技術の対立問題

解りやすい例でよくあるのが、営業と技術の対立問題です。

例えば「〇〇を作って欲しい」と顧客から要望があったとします。

営業や経営者は顧客の要望は何でもかなえてやりたいので
「とにかく顧客の要望通りにしろ!」と考えるのが普通だと思います。

でもそれが現実に作れないものだったら、技術の方は全力で反対するのが普通です。

どちらも、自分の役割として正しい行動をとっています。しかしこの問題はどちらも、自分の役割しか見えてない事。

相手目線の理解が必要

営業は技術の事情を理解し、技術は営業=顧客の事情である事を理解できないと、まず平行線で話が進まないんです・・。

もしかしたら、お互い情報を出し合えば、何かしらの回避策は見つかるかもしれません。

それ以前に、やりたい事のロジックに矛盾があるので、言い方を考えてお断りするべき話の可能性だってあります。

どちらにせよ、お互いが相手の目線を理解し、情報をまとめなければ、ここにたどり着く事はできません。相手の情報を理解せず、自分の「利」だけを押し付ける状況では、いつまでも具体的な話に発展しないんです。

無理やり「Yes」を言わせると、後で別な問題が起きる事もあります。

共通認識から「決め」のコンボ!

これを解決するには、お互いの情報を出し合い。まずそれを受け入れる事。

これが共通認識です!

この共通認識を持って初めて方針の「決め」をしましょう。私の経験では、大体ひざを突き合わして話し合えば、和解して解決策を見いだせる事が多かったです!

共通認識を洗い出し「決め」を行う方法は、以前の記事でお知らせした「課題管理」を応用するのが、おすすめです!

今回のお話は以上となります!

※noteの他にブログもやってますのでこちらもよろしければ!


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