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〜働くっていうこと〜本当にその仕事でいいの?

突然ですが32%この数字が何の数字かわかりますか?

新卒の早期離職率の割合です。

後輩や同級生が今就活中です!
今転職活動をしてるんよ!
という話を最近よく耳にします。

もう内定もらったって人も多いでしょう。

しかし、このデータから考えると自分を含めた内定をもらった友達10人のうち3人は3年以内にその会社を辞めるということです。
そこで、大学の時に自分が考えていたこと、大学生の時には感じれなかったこと、
多くの人が勘違いしていること。

働くって何??なんのために働くの?ということについて今日はお伝えします。

この記事が今の大学4年生や下の学年、もしくは社会人で転職を考えてるよって人に役に立てばいいなって思います。

先に伝えておくと、転職が悪いと言っているわけではありません。
逆に僕はガンガン転職すればいいと思う派です。
しかし、学生の時にあまり深く考えずに就職先を決めてしまい、後悔して転職するというのはあまりいいとは思えません。
20代という大切な時期の数年間を辛く、生産性のない毎日を過ごすのは勿体なさすぎるからです。

それでは本編へどうぞ!

楽しい職業はない

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これを見て「いやいや、俺今の仕事、職業楽しいで!」って思った人がいるかもしれませんね。

でも、よく考えてみてください。

それはあなたにとって楽しい職業であって、みんなにとっての楽しい職業ではないですよね?

例えば僕の場合、プロの体操選手をしているので、練習やトレーニングが主な仕事内容になってきます。
僕は体操が好きなので、今の仕事、環境に大満足です。
好きなことを好きなだけしてよくて、お金がもらえる。
最高じゃないですか?

でも僕と同じ仕事内容を体を動かすのが好きではない人がやると、ただの地獄ですよね?
1日長い時は12時間くらい体育館に缶詰め状態で、いつ死ぬかもわからないような動きをたくさんやって、腕や足が攣ったり、上がらなくなったりするまでトレーニングをする。
1日だけでも辞めてしまいそうです笑

別の例でいうと人の役にたつ仕事をしたいともう人がNPOの仕事やボランティアをするのは苦ではないと思うんですが、自己実現を成し遂げたい、お金をたくさん稼ぎたいって人にとっては利益を生まないという理由であまり乗り気はしないでしょう。

これらのことからわかるように楽しい職業はないのです。

あるのはあなたが楽しいと思える職業があるだけです。

好きなことを仕事にするという考え方

いざ就職ってなると、どうせだったら好きなことを仕事にしたいなって考える人は多いのではないでしょうか?

僕も大学2年生の時に卒業後のことを考えたときそう思いました。

23歳から働き65歳までの42年間

朝8時〜17時まで1日8時間

週に5〜6日

人生のほぼ大半の時間を使うであろう「仕事」

その時間が辛く、面白くないと考えるとぞっとしませんか?

だったら働いている時間も楽しいと思えるように好きなことを仕事にしようと考えたのです。

好きなことをするために仕事をする

少しイメージが湧きにくいと思いますがこう言う考え方もあります。

例えば車好きの人がいたとしましょう。
・その人が車が好きだからと言う理由で自動車の整備やセールスの仕事を選ぶ考え方
・その人は車が好きだから、仕事でたくさん稼いで、時間も作って、好きな車(ベンツ、ランボ、BMW、フェラーリ)を乗る。

これは僕が学生の時にあまり考えれなかったことでした。

どっちが正解とかではありません。
ただ好きという概念だけでも答えはたくさんあるということです。

仕事はバランス

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仕事の満足度を決める要素は色々とあるがここでは細かいことを省いたざっくりとした公式を紹介します。

ちなみにこれは僕が考えたものなので正しいかどうかはわかりませんが考えるきっかけにでもしてください。

・職業(やりがいの度合い)
・報酬(年収や社会的地位)
・負担(時間、身体的、精神的)

これらのトータルのバランスで仕事を決める目安になる。

全てを5段階評価にして考えると

僕の場合教師はこうなる

やりがい 4
報酬   2
負担   4

大学4年生くらいまでは本気で教師を志していた。
でも教育実習に行った時にこんなにも頑張っても報われない世界があるのかと思ったのが素直な感想だった。
部活を見て、生徒指導もして、休日も生徒のために過ごしてもインセンティブが全然ない。僕には無理だと感じた。
だからこそ高校の時に教えてくださった恩師の先生、3年間受け持ってくれた担任の先生の熱意さと誠実さには頭が上がらない。

これは僕の1個人としての感想なので気分を害してしまったのならすみません。

でも僕はお金稼ぎたいし、自分の生活も充実させたいと思っていたので、やりがいだけで教師をするのは厳しいなと思い、志すのを辞めました。

次に土木関係の仕事などはこうなる。(土木作業で一括りにするのはなんか違うなって思ったのでペーリング海のカニ漁みたいなものと思ってください)

やりがい 0
報酬   4
負担   4

今の体操という仕事

やりがい 5
報酬   2 (結果や将来的に上がる可能性あり)
負担   2

今は本当に辛い仕事をしているっていう感覚がないですね!
ライフスタイルも大学の時とあまり変わらず、朝から晩まで体操しています。
しかも大学の時に体操をするために部費とか遠征費とかお金を出してやっていたものが、今では逆にお金をもらえるようになりました。
その分プロですから期限もありますし、結果を出すことや、組織に貢献することが必要になります。

このようにあなたも1度いろんな職業をこの公式に当てはめて考えてみてはどうでしょうか?

重要なのは自分の価値観

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先ほどの公式で重要なのは自分が何を大切にするかということです。

面白くなくてもいいし、どれだけ疲れてもいいから、金がたんまり稼げたらいいと考える人もいます。

別にお金なんかいらないから、何か自分が生きてるんだって実感できるような、今が楽しければそれだけでいいって人もいます。

家でネットフリックスとゲームをたくさんしたいから、固定費がかからない田舎で週にちょろっとだけ働いて出来るだけ楽して、そこそこの生活ができればいいって人もいます。

この他にも人の数ほどライフスタイルがあります。

ここで大事なのが、しっかりと自己分析を行わないと自分のライフスタイルが確立できずに、不平不満を漏らすことになります。

自分の上司があーだこーだ

給料が低い

労働時間が長い

面白くない

こういうこと言っている人はゴロゴロいます。
このnoteを見ている人にもいるかもしれないし、将来そうなるかもしれない。

でもこれだけは覚えていてください。

世の中の仕事も数え切れないほどあります。
その仕事を選んだのは他の誰でもなくあなたです。
嫌なら変えればいい。
なぜそうしない。

こんな会社だと思わなかった。
やりたいと思っていたことができなかった。
給料が全然上がらない。

こんなの全部自分のリサーチ不足や努力不足です。

実際に不満を感じることはあるでしょう。
それなら愚痴を言ってないでスキルをつけて転職すればいい。
週末ダラダラと過ごすんじゃなくて自己投資すればいい。
こういうことを偉そうに言われてしまいます。

このような葛藤を結構な人が抱えていると思います。
だからこそ大学生には自分が納得いく職業選択をして欲しいのです。

やりたいことを見つけるには

この中でもやりがいというのは重要なファクターになるのではないかと思います。

「やりたいことが見つからない」

今まで同級生、先輩、後輩問わずこういう人を何人も見てきましたし、話を聞いてみました。

僕はわりと早めにやりたいことや目標が定まってしまったのでこの悩みはあまりないです笑(やりたいことが変わることはあります。)

ですが僕が好きな著者の前田裕二さんの本に書いてあったタコワサ理論をこのnoteを見てくださるあなただけにお伝えするので参考にしてみてください!

子供に好きな食べ物はなーに??
と聞くとカレー、チャーハン、オムライス、ハンバーグなどたくさんの回答があるでしょう。
でもタコワサ!!って答える子供なかなかいないですよね?
少なくとも僕はみたことがありません。
でも大人になってからは居酒屋でタコワサ頼むのってわりと普通じゃないですか?
小さい時タコワサなんて知らなかったですよね。
知らないことの中に好きなこともあるかもしれない。
だからやりたいことが見つからないのも、自分が本当にやりたいことに出会ってないのかもしれない。

やりたいことが見つからないと言っている人に限って、新しいことをするのを拒む。
時間がない。 遊びに行く時間、寝てる時間、ゲームする時間があるのに?
お金がない。 パチンコ、タバコ、ゲーム、飲み代、漫画は買うのに?
周りの目が気になる。 誰の人生?
また今度やる。 だいたいやらない。今やった方がいい。

アホかって思う。
そんなんこと言ってるから見つかれないんだろう。
今までと同じ生活、同じものに触れてたら、同じようなことしか感じれないし、同じような未来になるだけだと思う。

比喩表現だけど、本当にやりたいことってボールを投げられた犬みたいなもんだと思うんですよね。

もう夢中になってそのボールを追いかけ回してる状態。

だいたいの人のやりたいって

「やりたいけどどうしよっかなー」

って感じじゃないですか?

それってボールがそこにあるのにおとなしくお座りしてる状態ですよ笑

実際のところは考える時間は絶対あるのでこの話まではいかないですけどね!

だからやりたいことが見つからない人はまだしていない体験や、新しい人と出会って話でも聞いてみるといいかもです!

ちなみにネットワークビジネスとかには気をつけてくださいね!
変な関わり方するとマジで後悔します。

職業は手段

結局のところ職業は手段なんです。

その仕事を通して何がしたいのかが重要なんです。

ウエディングプランナーになることが目的なのではなくて、人を幸せにして喜ぶ姿を見ることが目的でウエディングプランナーという手段を取るだけです。

お金を稼ぐのが目的なんではなくて、稼いだお金で何をするかが目的なんです。

大半の人はこの手段に目が行きがちだと感じます。
だから実際に働いてみると自分の気持ちとギャップを感じ悩んでしまうのじゃないかな?って思います。

最後に

そんなことを言っている中谷はというと、
大学の時は高校の教師をやったのち転職でウエディングプランナーになろうと考えていました。

自分は人が喜んでいる姿を見るのが好きだというのに気づけたのと、人の人生に転機を与えられる仕事が素敵だと思ったからです。

しかし、今は海外で働きたいと思っています。
アメリカに1人で留学した時に未知の世界にドキドキワクワクした興奮が忘れられませんでした。
まだみたことのない世界、知らないことがたくさんある、そう思いました。
この時に、あぁ俺ってすげえ好奇心旺盛なタイプなんだなって実感できて、それを満たす手段として海外に行きたいのです。

また体操でもトップからみた景色はどんなんだろう。
オリンピックで金メダルを取った瞬間何を思うんだろう。
その時の自分はどうなっているんだろうって好奇心から体操に全集中でやっています。

別にオリンピックの金メダル自体が欲しいのではないのです。
オリンピックの金メダルをとった景色や取れた自分に興味があるのです。

僕の夢も年齢とともに変わってきました。
これからも変わっていくと思います。
海外に興味がなくなる時が来るかもしれません。

それでもいいじゃないですか笑

今やりたいことに頑張れてる瞬間は楽しいし、充実感もある。
やりたいことが変わった時はそっちに本気で向かえばいいだけの話です。

やりたいことができるって本当に活力になりますよ!ぜひ見つけて見てくださいね!

最後まで読んでくれたあなた!本当にありがとうございます。

この記事が少しでもあなたの役に立てばいいなと切に願います。

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