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ゲーム制作者の日々是々

毎年、ベネッセさんとかが集計して発表されている”小学生がなりたい職業ランキング”の上位に「ゲームクリエイター」というのがあがります。

このnoteでは”本気で”そう考える小学生はもちろん、かつて小学生だった人たちの中で”ゲームクリエイター”という職業に少しでも興味を持っておられる方々に向けて、ゲーム業界に数十年勤めてきた私の経験や考えをもとに「ゲームクリエイターとは何ぞや?」「ゲーム制作の現場ってどんななの?」ということをお伝えできればいいなぁ、というゆる~~いブログを目指します。あまり技術的な方面の解説や、小難しい話しはしないつもり。

少し自己紹介をします。
ゲームクリエイターの「クレプ」といいます。日本人、男性。
1990年頃にとある大手ゲーム制作会社に就職。そこからかれこれ30年間もゲーム業界に身を置いています。
プログラムも書きました。企画書、仕様書も書きました。ディレクターっぽいこともやりました。バグ管理もしました。システム管理もしました。プロデューサーっぽいこともやりました。業界内で転職もしました。

しかしふと振り返ってみると・・・実は意外と”ゲームクリエイター”って職業が一体なんであるのか?ゲーム制作の現場ではどんなことが日々起こっているのか?が世間や周囲には伝わっていないな、という事実に気づかされます。

ゲーム自体はこんなに身近で誰しもが楽しんでいるのに!?
小学生なりたい職業ランキング上位なのに!?

”機密保持”とか、”アイデア漏洩”とか、”技術流出”とか、まぁいろいろな理由によるんですけど、確かに外から見るとなんか謎のベールに包まれているような感じはしますよね。

『あぁ、こんなに苦しくもあるけど楽しくもある、魅惑的な業界ならではの経験や考えを何か、興味を持っていただける方々にお伝えしたい』

そんな思いからこのブログを綴っていこうと思っています。

ここに書かれていることは教科書でもないし、これが絶対だとか言うつもりもありません。業界を知る多くの諸氏の中には「何を言っているんだ!それ全然ウソだろ」という意見もあるでしょう。あくまでイチ個人の見解であることを念頭に、気楽に読んでいただければ幸いです。

このノートはひとまず”ご挨拶”まで。

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