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京都グループ展「誰の性」|アーティスト紹介|Chihaya Chifune

京都グループ展「誰の性」を、3人のアーティストと共に、築100年の歴史を持つ九条湯(現在は九条湯カフェ)で、11月4日〜6日の3日間開催します。

今回の記事は、アーティスト「Chihaya Chifune」氏が、今回のグループ展「誰の性」というテーマと向き合い、制作する中での言葉を文字に起こしたものです。


Chihaya Chifune


私がとらえる「性」とは

今回の展示にあたり、場所は100年の歴史がある京都の銭湯を改装したカフェということで、テーマは「性」。共催のおふたりと話していてふと小学校から30歳くらいまでのことを思い出しました。


私は小学校くらいから女性であることをあまりよく思っていませんでした。それは女性の人間関係をとても煩わしく感じていたからです。女といるのは面倒、男といるほうが楽、という強い思い込みを抱えながら、常に女性が少ない環境を選んできました。


そして、青森のとても小さなコミュニティで育ったためか、生きづらさを感じ、自分らしさとは何か、というのを答えが出ないままずっと追い求めていました。そのときはこの悩める状況が楽しかったのかもしれません。


それから月日が経ち、女性であることも含め、自分そして自分らしさというものを自然と受け入れられるようになってきたような気がしています。


日本国語辞典によると、「性」とは、身体性の他にも"自分らしさ、物事の本質、象徴、運命"とも記されます。私は物事の本質を追求することが好きで、本展示では、"自分らしさ""物事の本質"という精神性に焦点をあて、抽象的な表現で制作にあたっています。


Chihaya Chifune



日付:11月4日〜6日(3日間)
オープン:AM10時 クローズ:PM8時(最終日はPM3時)
場所:九条湯カフェ(京都駅から歩いて13分)
〒601-8027 京都府京都市南区東九条中御霊町65
参加費:無料




京都グループ展にご来場いただく皆様となるべく展示場所でご一緒したい想いがありまして、ご来場の時間を事前にお伺いしています。フォームにご回答頂いた方を限定として、Takashi Yoshiokaが会場でポートレート写真を撮影し、後日プレゼント致します。


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