Y氏

ツイッターでもなく、フェイスブックでもなく、ブログでもなく、なんとなく、残しておこうか…

Y氏

ツイッターでもなく、フェイスブックでもなく、ブログでもなく、なんとなく、残しておこうかな、と思ったことを。 書いていこうかな、と思っている次第です。ジェンダーネタを多めにしたいという気持ちだけが前のめり。インターネット老人です。

最近の記事

FTMゲイはLGBTのTが解決してもGになる

この記事を備忘録的に書いていて、思いの外、心のモヤモヤが書けなかったなーと考えていた。 面接の時、モヤモヤしたことを思い出した。トランスジェンダーと言い切れないことがきつかったんだ。 ↑の記事でも面接官に「私はトランスジェンダーっぽい人なので…」と伝えている。トランスジェンダーには見えないもんなーと自分で思っているからだ。もちろん、一つには、外見が完全な女性であることは大きい。けれど、もう一つ大きな障壁は、男性と結婚していることだ。 いわゆる女性から男性に移行したトラン

    • 就活での性別の壁ってホントにあるんだ

      備忘録的に。すぐ忘れちゃうから。 最近、アルバイト探しをしている。正直、今本業では安定的に稼ぐ力がないからだ。アルバイトと言っても、ライティングとか、今の自分に近くて、大きな責任を伴わない職種に絞っている。(テレビ局関連の仕事もけっこうあったが、なまじっか実情を知ってる分、キツさが想像できてしまって応募できない…本当はそういうところから始めたほうがいいんだろうけども) そうなると、知らない業界の門をたたくことになってしまった。ウェブサイトから応募するのだが、氏名年齢住所、

      • 肉体労働者はやっぱり偉大だ

        基本的には私はデスクワークである。もちろん、撮影で外に出ることはあるが、寡作の映像屋さんなので、撮影に出ることはそんなにない。というか私の被写体の多くは部屋の中にひきこもっているので、真夏の炎天下、外に出ることはあまりない。 だから、たまに屋外の仕事をすると、めちゃくちゃしんどい。日中、断続的に外出するだけでだいぶバテる。心配性な性格なので、熱中症っぽくなったらすぐ休む。めっちゃ休む。「やばい」の手前、「やばい気がする」で休む。 けれど、世の中の肉体労働者たちは私の「やば

        • 価値基準が場所によって違う

          新卒で入った会社の先輩と、数年ぶりに話をした。私は入社5年目でその会社をやめたのだが、同じ年の上半期に先輩はやめていた。先輩は中国語が喋れる人だったので、中国でフリージャーナリストをやってるとか、なんとか、いろいろな怪情報が流れていたが、今は一体何をやっているのか全くわからなかった。去年、数年ぶりに急に連絡が来たのだ。会おう会おうとずるずる予定を調整できずに、最近ようやく会えたわけだ。 先輩は会社をやめた理由、その後のキャリアについて教えてくれた。先輩の歩んだキャリアは私が

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          親父の理想はきっとリベラルだった

          私は、父を憎んでいる。父は女(私の母)に手を挙げ、外に女を作ってくるような男だったからだ。 が、振り返れば、彼はかなりリベラルな男だったのではないかとも思う。そもそも、私は、家事一切を父から教わった。収納、掃除洗濯、料理の段取り、味付け方…中学生くらいから父子家庭だったこともあり、父は「母」を兼ねるようになった。しかも「これからの時代、女も人の上にたつ時代だ、野心を持て」と覇王道みたいなものまで教え込まれた。 小学校高学年くらいから父は女性の体を持つ私とは明確な距離を持ち

          親父の理想はきっとリベラルだった

          コミックス版AKIRAを読んで 漫画は時代を映す鏡

          オリンピックが延期となり、一時、ツイッターのTLでAKIRAのワンシーンで、「東京五輪2020」「中止だ中止」という立て看板が予言のように語られていたので、一気にAKIRAが見たくなった。 ちょうどネットフリックスで見れたので見たのだが、圧倒的な作画と印象的な音楽に一気に魅了された。が、色々と腑に落ちないことも多くて、往年のAKIRAファンという方から、コミックスを借りた。 AKIRAの漫画の圧倒的な作画というのか?画力に、思わず面食らってしまった。最近はツイッターで漫画

          コミックス版AKIRAを読んで 漫画は時代を映す鏡

          セックスの話が噛み合わない

          ※追記。これを書いたけっこうあとに、性別に違和感がない、いわゆるシスジェンダーの人にこの話をしたら、「そもそも自分が女として愛される、男として愛されるか、なんて考えたことさえない」と言っていたので、性別違和のない大多数の人には、この文章の意味さえわからないかもしれません。セクシャルマイノリティで自分の性別にゆらぎのある人は常に、自分の性別について、何かしら自問自答をしていたりします。そういう話という前提の上でご興味があればお読みください。 ーーーーーーーーー 人と話してい

          セックスの話が噛み合わない

          エゴサの鬼って書いてた人はマジでエゴサの鬼だった…こんなインターネッツの片隅のカスnoteにまさか1年後にいいねしてもらえるとは。いいねは超絶嬉しいけど、文章が下手過ぎてマジで恥ずかしい。プロにいいねされるとかマジで死ぬ。

          エゴサの鬼って書いてた人はマジでエゴサの鬼だった…こんなインターネッツの片隅のカスnoteにまさか1年後にいいねしてもらえるとは。いいねは超絶嬉しいけど、文章が下手過ぎてマジで恥ずかしい。プロにいいねされるとかマジで死ぬ。

          クリエイティブ系フリーランスの作業管理について

          パワハラがひどかった会社をやめました。最後の最後まで「お前みたいなずるい人間は見たことがない」「計算高い」「感謝が足りない」「そんなんじゃ社会で通用しないぞ」と、たくさんのマウントと呪いの言葉をいただきました。 精神をとてつもなくやられましたが、私に言ってきたことは、どちらかというと、私が会社側に感じていたことだった気もするので、人間関係っていうのは本当に鏡なんだなぁと。相手に対して感情的に怒りを覚えることは、自分の中にそういう側面があるのかもしれないなと勉強になりました。

          クリエイティブ系フリーランスの作業管理について

          がん患者の家族になるということ

          夫の母ががんになった。外科手術で、原発がんの切除はでき、進行してしまって、おそらく全身に広がっているであろうガンを叩くために、抗がん剤治療が待っている。同居の人が、またガンになった。私はまた、がん患者の家族にまたなってしまった。 1度目は父。私が大学4年のとき。大学3年からだったかもしれない。大学3年の7,8月にガンが発覚。がんは取り切れるサイズではなく、とれるサイズにするために、抗がん剤。何度か試したようだが、大学4年の6月に死んだ。ようだ。あまり覚えていない。むくんだ足

          がん患者の家族になるということ

          社会的に責任ある仕事をしないと家族にもよくない

          この記事を見かける前に、ツイッターで、↓のツイートを見て、もしかして女性って言動に責任をもちにくいのかな、と思っていたりした。 まったくもって矛盾することを本心からたぶん言ってるって書いてて、あーそうかもなーって。それが、他人に、どういう影響を与えるのか、とか、深いところまで考えていないというか、自分の発言にけつを持たないんだろうなぁと。 女性、と書いたけど、まあ、男性も。なぜ女性と書いたかというと、職場で、責任ある立場にたっていない人の意味。だから正確には性別は関係ない

          社会的に責任ある仕事をしないと家族にもよくない

          私に「きれい」はやってこない

          私は子供の頃から「きれいになりそう」と言われて続けてきた人生だった。いや、まだ人生終わったわけじゃないけど。 小さい頃は「大人になったらきれいになりそう」といわれ、 10代には「痩せたらきれいになりそう」といわれた。 んで、いざ20代になったら、 「ちゃんとすればきれいなのに」と言われてきた。 んで、そろそろ「若い頃はきれいだったんだろうな」って言われるんだと思う。 私は、一度も、きれいになれないまま人生を終わるんだなーと思う。 いや、じゃあ今きれいになる努力をしろよ!と

          私に「きれい」はやってこない

          上手に「怒る」を実践中

          我ながら若干やばいやつかもしれん、と思いつつ、実は最近「怒る」を意識的にやっている。 怒ることを我慢しない。傷ついたショックだった気持ちをそのままにしない、ということ。 下記の記事の中で、「怒る責任」というワードが出てきた。すごい共感し、今、衝動的に、思いを忘れないうちに(笑)と思って一気に書いている。 正直言って私は「私がこうしたからあの人は私にこういう態度をした、私が悪いんだ」と思うくせがあり、怒りがあっても、「すべて俺がクズのせい」と思いがちで、あまり他者を怒るこ

          上手に「怒る」を実践中

          今更気がついたんだけど、エントリーも増えてきたし、この適当に決めたアカウント、変更するかも。

          今更気がついたんだけど、エントリーも増えてきたし、この適当に決めたアカウント、変更するかも。

          「女捨ててる」ってなんだろう

          私は趣味のスポーツのサークルに所属しているのだが、そこには、老若男女問わずたくさんの人が所属している。未婚、既婚、バツイチ、大学生、リタイアメント、働き盛り。まさにいろいろな人が出入りしている。 とは言っても、メインとなるのは、30〜40代くらい。それだけ多様な人種が揃えば、時々、スポーツの話だけでなく色恋の話にもなる。 その中で、一人、だいぶ年上だが、同級生のように親しくさせてもらっているバツイチの年上の友人♂がいる。彼はスポーツでの記録アップに夢中であんまり女性に興味が

          「女捨ててる」ってなんだろう

          才能がないとか、安易に言わない方がいい

          私は映像系の業界の人間なのだが、映像系の業界というのは、おそらく遠慮して言っても5分の1くらいの確率で美大系出身者がいる。多摩美・ムサビ・日芸・大阪芸大、なんちゃら映画学校卒とか、ゴロゴロいる(なんちゃら、と言ってしまったのは、馬鹿にしているのではなくて、知識がなさすぎて名前が覚えられないだけなのであしからず)。 だからだろうか、仕事ができない、の意味で使われる語に、 「あいつは才能がない」 「あいつはセンスがない」 というディスり文句がある。かくいう私も20代の頃にすげ

          才能がないとか、安易に言わない方がいい