肉体労働者はやっぱり偉大だ

基本的には私はデスクワークである。もちろん、撮影で外に出ることはあるが、寡作の映像屋さんなので、撮影に出ることはそんなにない。というか私の被写体の多くは部屋の中にひきこもっているので、真夏の炎天下、外に出ることはあまりない。

だから、たまに屋外の仕事をすると、めちゃくちゃしんどい。日中、断続的に外出するだけでだいぶバテる。心配性な性格なので、熱中症っぽくなったらすぐ休む。めっちゃ休む。「やばい」の手前、「やばい気がする」で休む。

けれど、世の中の肉体労働者たちは私の「やばい気がする」程度では休まないだろう。そもそも私の2,3倍くらいの暑さに耐えられるんじゃないかな。

かくいう私も、炎天下の作業2日目にもなれば、体が暑さに慣れてくる。慣れは大きいと思う。とはいえ、生来軟弱者のヘタレ野郎なので、無理はしないし、できない。肉体労働を生業とする人たちはやっぱりすごい。

郵便屋さんとか、ゴミの収集者とか、配達業者さんとか、世の中にはすごい人達がたくさんいる。すごい人達が支えてくれて、当たり前だと思ってる世の中がある。電車の車掌さんも、工事現場の人も、みんなすごい。「仕事だからすごいとか言ってられねえーんだよバーカ」って言われそうだけど、でも、やっぱりすごいことだと思う。

…別に落ちはない。

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