見出し画像

上場準備に必要なこと / スケジュール感

(この記事は約2分で読めます)

上場することで知名度や社会的信頼を上げることができる反面、その裏側では相当な準備があります。
一般的に「上場企業=しっかりした会社」というイメージになるので、しっかりした会社を作り上げることが必要になります。

今回は、上場準備に必要なこと、スケジュール感をまとめました!

全体像

ざっくりとしたイメージはこんな感じのようです。
上場の2期前(n-2期)から監査法人や証券会社が本格的に入ります。

atsushi_watanabeさんのnoteより

もう少し細かく見ると…

上の内容をもう少し細かく書いてみると次のようになります。
書き出してみただけでも結構ありますね。

●書類作成

・有報Ⅱの部、届出書、目論見書の作成
・社内規定の整備

●決算

・会計方針の決定
・決算締めのスピードアップ
・予算精度の向上

●内部統制

・業務フローの整備と運用
・内部監査の導入

●その他

・各種説明会、ヒアリング
・株主名簿管理人の決定

●自分用メモ

監査法人との関係で大事なのは、2期連続で無限定適正意見(※)をもらうこと

(※)ざっくりいえば、外部の専門家から「会社の決算書が間違ってない」とお墨付きをもらうこと

ちなみに1期前は「無限定適正意見」のみが許容されるが、2期前は「除外事項を付した限定付適正意見」でも良いらしい。
(無限定適正意見以外をあまり見たことがないので、そんなケースあるのか…?)

まとめ

書いただけでも0から作り上げることの大変さを感じます。
逆にこれを実行できれば、非常に貴重な経験になりそうです!

上場準備に関する記事があまりないようなので、どこかでまとめようと思います!

参考にしたサイト

新規上場ガイドブック(日本取引所グループ)
上場準備スケジュール(アガット・コンサルティング)

おススメの記事


この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,285件

いただいたサポートは勉強代に使わせていただきます! twitter:https://twitter.com/LibertyCh_univ Youtube: https://www.youtube.com/channel/UC5OTKijj7dh-BISBTujTY7A