【No.124】読者がほぐしやすい記事を書いているか(読者目線の執筆)
焼き魚のほぐし方
昨日の昼メシは、食堂で大好きなサバの西京焼きを食べた。
幼い頃はこういった骨がある焼き魚を食べるのが苦手で、身を上手くほぐせず、ただぐちゃぐちゃにして終わりということが多かったので、母親があまり食卓に出さなくなったことでさらに上手いほぐし方が分からず、長年焼き魚が苦手だった(刺身は昔から大好き)。
だが、今の妻と付き合っている時に、妻にほぐし方を聞いて実践したらたちまち上手くなり、今では骨以外は綺麗に食べられるようになった。
分からないことやできないことはプライドを捨てて教えを請う大切さを学んだ一幕だ。
読者がほぐしやすい記事となっているか
そんな焼き魚を食べながら、note記事のあり方について考えてみた(頭がnoteでいっぱいな昼メシだった(笑))。
自身のnote記事を焼き魚に例えると、「身の部分」は読者に読んでもらって記事の味(概要)を知ってもらう部分。
そして、「骨の部分」は筆者が読者に伝えたい核心部分。結論から述べる記事の書き方もあるのでその場合は当てはまらないかもしれないが、最後に伝えたい構成の記事なら当てはまる。
もし自身の記事について、読者に伝えたい、分かって欲しい内容の記事であれば、記事の身の部分については読者が読みやすい構成にする方が良い。
特にエッセイに関しては必須だと考える。
なぜなら、「読者の想像にお任せします」というようなメッセージを言外に感じる抽象的な言葉を羅列したエッセイは、読んでいる方としては正直しんどいし、消化不良を引き起こす(そして考える時間もない・・・)。
文字数制限があるつぶやきや抽象的な表現を使う詩などは良いのだが、文章が長いエッセイでそれをやられてしまうと、結局筆者は何を伝えたいのかよく分からなくなり、途中で疲れて読むのを止めてしまうことも度々あった。
よって、読者が身をほぐしやすいように記事の構成や言葉を選んであげるようにした方が親切だ。
読者に読まれたいのなら、読者に全て一任するような抽象的な記事は慎むべきと個人的には思う。
そもそも万人受けする記事を書くことなんて皆無なので(好き嫌いはある)、せめて焼き魚が好きな読者向けの記事については、ある程度の分かりやすい表現にするよう筆者も努力が必要と考えている。
・・・と、ここまで偉そうに書いてみたが、自分自身がそれを実践できていない(笑)
記事を書き終わった後に見直しをしてから投稿することがきっと基本的な方法だと思ってはいるものの、毎度勢いで書いてそのまま投稿することが多いので、この記事もきっと読みづらく意図が分からない部分があるかもしれない・・・その点は今後の執筆にあたり意識しようと思っている(あとは無駄に文字数が多くなってしまうのでそれも今後の課題)。
ほぐしやすい記事を書くなら数をこなす
冒頭で書いた焼き魚については、上手くなりたいために何度も練習して、今のように骨だけ残して綺麗に食べられるようになったが、読者目線の記事執筆に関しても、失敗を恐れずに数をこなすことが大事だと考える。
自分自身がそうだが、これまで文章を描いてこなかった人間としては、noteを始めた当初は3行日記程度しか書けなかった。
でも、何度も記事を書くことで自信がつき始め、それに比例してフォロワー数も増えていった。
よって、自分には読者目線で執筆できないと思っている方がいらっしゃるなら、他のクリエイターさんたちの記事を読んでコツを勉強しながら焦らず試行錯誤しながら地道に努力が必要だろう。
自分自身も読んでもらえるような記事が書けるよう日々努力中だ。
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