アンノーンハラスメント
知らないことを責めるのはハラスメントである
「こんなこともできないの?」
「常識じゃん。知っててできて当たり前でしょ?」
会社や学校でこんな辛辣な言葉を投げかける上司や同僚、後輩が周りにいませんか?
知ってて当然みたいな態度で、ものを言われると無性に腹が立ちますよね。
「お前は歩く辞典なのか?」
と突っ込んであげたいです(笑)
自分で調べられることは自分で調べるのは当然。
でも、調べ切れずに見落としてしまうことありますよね。
それを責め立て、あたかも自分はなんでも知ってますと、上からものを言うひとは優越感を感じたいだけ。私はそう思います。
相手の精神を蝕む行為ですから、立派はハラスメントにあたると私は考えます。
特に言葉がなかったので、
アンノーンハラスメント (unknownharassment)
と言います。
知らなかったらすぐ調べて即理解
優越感に浸りたい支配欲の強い人間の人格を変えることは不可能です。
言われたら、カッとならずにすぐに調べましょう。
皮肉にも相手は親切に教えてくれているわけです。素直にググって即理解です。
それから、アンノーンハラスメンターは案外深く物事に精通しています。裏を返せば仕事熱心です。
ですから戦おうとしても絶対に太刀打ちはできません。
というか無駄に神経をすり減らすだけなので、絶対に戦わないでください。
バカは相手にするな。
と覚えておきましょう。
聞きたいことがどうしても出てきたらハラスメンターには絶対聞かずに、別の人にしましょう。
質問するにも実はポイントがあります。潤滑に答えてもらうためにこれだけは押さえときましょう。
・聞く目的を明確にしよう
・相手が答えやすい質問をしよう
・適切なタイミングを見計らって質問しよう(忙しい時はもってのほか)
ブロガーのマナブさんのyoutube動画が非常に参考になります。
どんな些細なことでも質問するのは悪いことではありません。むしろ正攻法です。
聞かない方がよっぽど迷惑ですよね。
聞かれたら素直に答えましょう
逆に常識的なことを聞かれる立場だったらどうすればいいでしょう。
知ってて当たり前なことを聞かれてイラッとしてしまうことありますよね。
答えは簡単。
素直に教えてあげるのが一番です。
常識だったとしても始めて聞かれたことであれば素直に答えてその場を納めましょう。
何度も同じことを聞いたら注意してあげてください。
また、難しいことかも知れませんが、調べる癖を付けてあげてください。どうにかこうにか自覚させてください。ストレートに言っても大丈夫です。
そうすればあなたのストレスは確実に減りますし、相手のためにもなります。
最後に
現在、パワハラ・モラハラ以外にも、マタハラ・スメハラ・アカハラと色んなハラスメントが増えています。
それは決して現代人の心が弱くなったからではありません。
今まで問題視されなかっただけです。
ハラスメントがなくなっても潤滑な人間関係は構築できます。むしろ横行している環境がおかしいと思ってください。
アンノーンハラスメントはもしかしたら、何でもハラスメントかもしれませんが、相手の心を間違いなく蝕みます。というかパワハラも間違いなくします。
そして、知らないことは決して恥ではありません。知らなかったらすぐに調べてスッキリしましょう。
参考文献
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