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「前の世代から受けた恩は、後の世代へ返す」から、僕の恩送りは始まった。

恩送りコーチングの山田です。

今回は、「誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送る『恩送り』」へ僕が取り組むようになった背景について。

今年の4月から、非営利株式会社eumoの講座を受講することなどを通じて、経済の在り方・お金と人との関係への関心が強まったこともありますが、振り返ってみるとすでに2015年頃から僕は「恩送り」として、人と対話することをしていたように思います。

1つの捉え方ではありますが、恩送りは「受け取る」ことから始まるもの。
自分が「受け取っている」「ありがたい」と自然と思えているからこそ、そこに「こんなにもらってしまった!」という「健全な負債感」が生まれ、それが次へと贈る原動力になっていきます。

逆に、自分が受け取っている感覚無い中での奉仕は、結果として自己犠牲的な感覚を生んでしまい「なんで自分ばっかり」「やってられない」と不満を感じてしまうので、その営みが続いていかないことも多いといいます。

■学生時代に恩師から受けた恩


今から10年以上前の2012年頃、僕は大学3年生として就職活動に取り組んでいました。
当時の僕は、フリーマガジンを創るサークルの部長として活動していた一方で、高校生の時に発症した不安障害による抑うつ症状に苦しみ、自分の弱みや悩みを周囲へ伝えるようなことも非常に苦手であったため、ずっと1人で苦しみを抱えていたように思います。

そんな僕の前に現れたのが、大学に非常勤として広告論を教えに来ていた広告代理店に勤める恩師でした。

広告・マーケティング的な発想法を大学生が身近に感じて実践しやすくするためか「就職活動は、社会に対して自分を広告する活動である」という伝え方をしてくれており、その言葉は今も印象に残っています。

具体的なノウハウだけではなく、生きていくこと全般に活かせる人生訓も多くその先生から学生へメッセージしていただいた印象で、自己肯定感の低かった自分にも多く刺さってきました。

授業後に名刺もいただき、その後結果として3年弱ほど、就職活動の相談として月1回程度の会社訪問と数万字にも及ぶメールのやり取りを通じて、僕自身の自己理解や対人関係の改善を応援していただくことができました。

大学卒業後も2020年にコロナが流行るまでは数か月に1度の頻度で定期的に飲みに行き、2017年・2018年にはその先生が担当されている講義にゲストスピーカーとして参加させていただくようなこともできました。

■恩送りとしての就活相談&キャリア教育NPO活動


「前の世代から受けた恩は、後の世代へ返す」

いつの間にか僕はこんな言葉を大切にするようにしていました。

大手広告代理店の役職者である恩師が時間と労力を掛けてたくさんのものを僕へギフトしてくれている中、自分ばかりもらっている感覚に気持ち悪さを感じて「自分は先生に対してどんな価値提供ができますか?」と僕から聞いてみたときに、先生にそう言われたのだと思います。

大学卒業前に僕の出身小学校で小学生向けにキャリアスピーチをして素晴らしく感動した体験を皮切りに、大学卒業後も僕は新卒就活に取り組んでいる大学生の就活相談に乗ることや、キャリア教育NPOの会員になって小中高生向けに自己理解&コミュニケーション支援へ、業務外で取り組んでいました。

「僕自身のエピソードを話すこと自体の喜び」「僕が人生を通じて学んだことや、失敗を通じて気付いたことなどを、後の世代に役立ててもらえる喜び」「人と本音でありのままに繋がれている喜び」など、僕自身にとってすごく楽しく、逆に僕がお金を払ってでも取り組んでいきたい活動でした。
結果としてそれらが、2020年にコーチングで起業することへ繋がってもいきました。

これらの活動の中で、「山田さんはどうしてわざわざこの活動をしているのですか?」と尋ねられるようなことも多くありましたが、それに対する回答のうちの一つが「『前の世代から受けた恩は、後の世代へ返す』をやりたいから」でした。

そう思うと、2015年頃からすでに僕はずっと対話を通じて恩送りをし続けていたことに気付くことができました。

■まとめ


このコラムを書くことを通じて、僕はすでに恩送りは自分の身近にあったことに気付くことができました。
そして、恩師はもちろん、就活生の時に自分の相談に乗ってくれて応援してくれていた全員から、僕は受け取っていたことにも気づきました。

その方々への感謝の気持ちを今後も大切にしながら、今後は次の「世代」に限らず、僕との対話を受け取ってくれる方々へとギフトとして僕との対話を贈っていきたいと改めて思いました。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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