見出し画像

「迷ったら…」二つの引き出し

今日はStay Home(Garage)で、愛車に感じる「なんかおかしい」の診断と修理に取り組みました。それは、シフト&ミッション系。最近、シフトレバーの横方向の遊び量が適度なのに対して、縦方向の遊び量が増えてきたように感じていました。縦横不均等な節度感が気に入らない。

最初は「気のせい?」とも思ったけど、本人だから分かる違和感。

シフトレバーケースか、シフトリンケージワイヤーか、それともシフトレバーASSYか。それにしても、なぜ縦方向だけで発生しているのか。走行中は各ギアに入って抜けないので、いずれにしても、ミッション内部ではなく、これら『手前側』の問題っぽい。これまでに『シフトレバーASSY』だけは唯一いじったことがないので、ここがどうも怪しい。。

そんなアタリを付けて分解を進めました。

すると、この予想がズバリ的中してくれて、レバーの左右前後の動きを司っているロックボルトの緩みを発見。そのほかには摩耗異常や故障等はなくて、ここを締め直すだけで修理完了。サーキットで酷使する部分なので、たぶん、経年的なことで起きたのかな。このまま放置していたら、やがてボルトが脱落してエンジンを壊してしまっていたかも知れません。

時間の掛かる面倒くさい分解作業の苦労が報われて、本来の節度感あるシフトフィーリングを取り戻すことができました!

こういう時の「なんかおかしい」の放置は、あとから「やっぱりやっておけばよかった」という後悔になりがち。ケースバイケースですが、経験則から、『迷ったらやっておけ』と『迷ったらやめておけ』の二つの引き出しを持ちあわせて、時々こういう岐路のときに役立てます。

若いころから『迷ったらやっておけ』を選んで余計なことまでやって悪化させたり、『迷ったらやめておけ』を選んで「なんでやらなかったんだ」と怒られたり。そういう数々の決断違いの失敗と後悔を積み上げてきたおかげで、最近ではずいぶん当たります(笑。

今回は『迷ったらやっておけ』のほうでした(^^v

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?