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まだ95%を見たことがない

「一年ってなんて早いんだ」と毎年恒例の感想で終わった2019年。そして今年末にまた同じことを言いそうな予想は簡単にできるので、少しでも進化したことが言える年末になるよう、この2020年を挑んでいきます。

私の『一年の計は元旦にあり』は、こんな感じです。

振り返れば、インクレイブ発足から、約12年。ITプロダクト企業化を遂げるべくインクレイブR&Dをグループ内に設置してから、約7年。

私はよく「95%をまだ見ていない」と、言います。

この会社づくりの進み具合は、5%くらい。進捗度という意味とは少し違うのですが、いまだに20倍くらい足りない感覚の中にいます(今のお客様に5%の仕事をしている、という意味ではありません)。
ひとつ一つの仕事で、まだ見たことがない95%のほうに少しでも食い込めるように仕込むのですが、毎回どうしても「進む」と「退がる」が相殺し合うところが出ます。その実力に足りていない「現れ」でしょう。

『経営者以上の会社には成らない』。

ホントその通りだと思いますが、自分たちが「ここが限界」と決める気はまったく無く、むしろ成長仮説には相変わらずの「自信」があり、10倍先だろうが20倍先だろうが「惚れて通えば千里も一里」です(笑。

ここを同じ自責意識と心意気で挑んでくれる仲間たち(社員たち&経営仲間たち、協力会社さんたち)にも恵まれています。これから先の95%を見ていくうえで何よりも大切にしていこう、と思っています。

というわけで、まだたったの5%です。

いま見えていること&いま起きていることの地点が、80点とか90点とか、理想に近いほうにあると捉え間違ってしまう(ここを捉え間違ったまま議論することが多いので、注意)と、会社が目指している水準や高さが見えないばかりか、自己成長(自分づくり)をもかけた仕事の「目標」や「夢」が、未知の95%を追わなくなってしまう恐れが、出ます。

というより、一人ひとりがこの95%のほうを具体的に追わない限り、会社と個人が共に目指す『未知領域』は見えてこない、ということだと思う。

新しい2020年、ここを改めて気をつけていきましょう!

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