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【らんまん】楽しむことを怖がらなくていい【第17週・ムジナモ】

「らんまん」第83話感想です。

ムジナモの写真はなく…「池」の写真を借りてきました(だんだん植物から離れていきますね…)

今日は、池のほとりで語り合う、長屋仲間のゆう(山谷花純さん)と福治(池田鉄洋さん)の言葉が印象的でした。

昨日、「いいことがあった分、よくねえことも起きるぞって」と不穏な言葉を口にした福治。するとゆうは

「けど、あたしたちも変わったんだよ」
「みんなよく笑うようになったと思わない?」
「あたしたちにとって、『楽しい』は、もう特別なことじゃなくなった。だから、楽しむことをもう怖がらなくていいのよ。」
「たとえ悪いことが起こったって、その先でまた笑えるんだから」

としみじみと話しました。
「今が幸せ」ではなく、楽しむことを怖がらなくていい、悪いことがあってもまたその先で笑える…という言葉が良いなと思いました。
昔の朝ドラだと、苦難を乗り越えて成功や幸せをつかむ…というストーリーが王道だった気がしますが(最近の朝ドラは色々ですが)、それとは一味違う、山あり谷ありでも笑っていよう、というメッセージには元気づけられます。

そして福治とゆうは、子どもの幸せについて語り合います。
福治は妻に逃げられ、シングルファーザーとして小春を育てています。ゆうは夫に離縁され、子どもは夫と新しい妻と暮らしているため、子どもと離れ離れ。しかし、2人とも子どもの幸せを願う気持ちは同じ…。
幸せをあきらめかけていた福治も「人生上等、目指しちまうか?」と笑いました。
2人が思い描く幸せは、子どもの幸せなのですね。

そんな2人をよそに、万太郎は倉木(大東駿介さん)に肩車してもらい、柳の実を採っていたら池に落ちてしまいます。
そして見つけたのが、珍しい水草。。。

他方、画工の野宮は、田邊教授との会話の中で、もう一度、植物画家として万太郎に声をかけてやってほしいと訴えます。
「この教室には、槙野さんと私の二人が必要なんです!」と懇願する野宮。
野宮は顕微鏡で観察した植物画。万太郎はそれ以外と、役割分担することを考えている様子です。
子どもが生まれ、経済的な問題を抱える万太郎を思っての行動なのでしょうか。

明日から田邊教授と万太郎の関係に、何か変化が訪れるのでしょうか…そして水草の正体は…?

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