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【らんまん】 雪解けの予感…5/24感想【第8週・シロツメクサ】

「らんまん」第38回?感想です。

今日は冒頭から泣かされました。
研究室で仲間外れにされ、落ち込む万太郎に、竹雄は「それが何です?」と強い口調で語りかけます。

「捨てたもんの重さなら、若は引けを取らんと思うちょります」
「覚悟を持ってここへおるがでしょう。それやったら、相手がどうあろうと、好きにしたらえい。どうせ若は、草花にも勝手に話しかけゆうじゃないですか」

と、万太郎を励ます竹雄。万太郎を支えようという竹雄の覚悟も感じられる、力強い言葉でした。

竹雄に発破をかけられ、吹っ切れたような表情の万太郎。倉木に緑の多そうな場所を教えてもらい、都内を周って精力的に植物採集を行ったようです。
そして、たくさんの植物を抱えて研究室へ。学生の藤丸(前原瑞樹さん)に、「ウサギ(の餌)に」と、シロツメクサを手渡しました。
万太郎に敵対心むき出しだった藤丸も、このプレゼント?には思わず「ありがとうございます」と笑顔に。よかった…♪ 雪解けの予感です。。

そして研究室を訪れた画工の野宮(亀田佳明さん)も、万太郎の植物画を見ると表情が一変。無言で、自分の植物画を差し出しました。
野宮は福井で教師をしていたところ、田邊教授に才能を見初められて引き抜かれ、専属の画工になったと話します。

この野宮のモデルは、平瀬作五郎という実在の人物のようです。岐阜県の中学校で図画の教師として働いていましたが、その後東大植物学教室で画工として勤務。やがて植物学に興味を持って研究に携わるようになりました。
東大の学生ではなかったという点では牧野富太郎と経歴が似ているので、ドラマの中でも、共感しあえる仲に発展していくかもしれません。

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