記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【らんまん】八犬伝方式始動!【第15週・ヤマトグサ】

「らんまん」第71回感想です。

今日は気になるポイントが盛りだくさんでした。

万太郎は寿恵子と仲良く朝食。寿恵子は母直伝の「たぬき汁」を作りました。こんにゃくが入ったお味噌汁、おいしそうでした。
こんにゃく=たぬきと、油揚げ=きつね、どっちが好き? と聞かれた万太郎は、テンナンショウ科の多年草のこんにゃくと、マメ科の一年草の大豆、どっちがいいか選べない…と迷っていました。

そして万太郎は、土佐で見つけた植物の標本を寿恵子に見せます。「新種じゃないかと思うちょる」という万太郎の言葉に、寿恵子は興味津々。

その植物を形容する、万太郎の言葉が素敵でした。

「おしべが風の力で受粉しゆう植物じゃ」
「森の奥でひっそりと生えて、やさしい風が吹くがを待つ。まるで、万葉の心を持つ植物じゃ」

新種として発表するためには、自分が学者として認められることが必要。そのために、まずは本を出す。以前寿恵子と相談していた「八犬伝方式」です(忘れていなかったんですね)。
万太郎は自分の計画を寿恵子に話し始めます。1冊目は、まず、自分の一番得意なことをつぎ込む。図鑑は解説の本編と図編に分かれるが、まず図編から出す。題して『日本植物志図譜』!

この計画に、寿恵子も賛成してくれました。しかし、そのために印刷所に詰めることになるので、帰れなくなると聞くと、不安そうな表情に…

一方、東大では、色々なことが起きていました。
植物標本づくりを面倒くさがって、万太郎が来たら押し付けようと考えている二年生たち…。

田邊教授にも異変が… 動物学教授の美作に、「海洋生物の新発見が認められ、研究所を建設することになった」との自慢話?を聞かされ、内心穏やかではない表情です。
さらに、自分が就任するはずだった女学校校長の話も、いつのまにか美作の元に行っていた様子。

成果が上げられなくて焦ったのか、田邊教授は、トガクシソウの件で大窪に八つ当たり。採集旅行でトガクシソウの新たな個体が見つけられなかったことを「君の落ち度だろう!」と責め立てます。
「口先だけの、ゲスな連中ばかりだ!」といらだつ田邊… そして憮然とした表情の大窪… 不穏ですね。。。

そんな中、万太郎は、本の印刷の件でまた大畑印刷所を訪れます。
印刷所の前で、ツユクサを見つけ、「ツユクサがおるき…かわいいのう…」とニコニコ。
名教館の蘭光先生はたしか「オオボウシバナ」と呼んでいましたよね。

今回のタイトル植物の「ヤマトグサ」は見たことがないし、フリー素材でも見つけられませんでした。トップ画像は、今日出てきたツユクサにしてみました。

ヤマトグサを検索して画像を見てみると、おしべの形は、寿恵子のセリフにあった「吹き流しのような…」という言葉がぴったりでした。小さいけれど、個性的でとてもかわいらしい植物ですね…

今週は色々起こりそう… ドキドキです。

この記事が参加している募集

#テレビドラマ感想文

21,700件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?