見出し画像

アンバサダーが見た吉野の景色をカレンダーでお届け

こんにちは!
吉野アンバサダーの記事をご覧いただきありがとうございます。

アンバサダーの南です。
今回は、吉野アンバサダーという活動のご紹介と一緒に、
吉野アンバサダーの感性で切り撮った、吉野町の風景を集めたカレンダー画像を配布したいと思います。

そこでまず、吉野アンバサダーの活動について、簡単にご紹介しておきましょう。
「吉野アンバサダー」とは、旅人求人サイトSAGOJOに所属する個性豊かな旅人の中から、奈良県吉野町に興味のある、そして盛り上げたい!と思っている人々が集う、オンライン上のコミュニティープロジェクトです。
1人1人が興味のある、または得意なジャンルで吉野町の魅力を掘り起こし、それを商品として販売したり、PRしていく活動を行なっています。

スクリーンショット 2020-07-18 15.58.38

現在、吉野アンバサダーのプロジェクトは、4つが同時並行で進んでいます。
EC商品開発、グルメ開発、プロモーション、よしノート活性化の4種類です。

それぞれのプロジェクトにアンバサダーが所属し、吉野に通いながら様々なアイデアを形にしています。既に試作品が完成しているものもあるので、発表を楽しみにしていてくださいね。

修正:全体

この吉野アンバサダーのーとでは、吉野アンバサダーの活動や、メンバー1人1人が面白いと感じた吉野町の魅力を紹介していきます。

そこで今回は、吉野アンバサダーが撮影した写真を使って、地元奈良を愛する私、がカレンダーを作成してみました。

アンバサダーの中には、写真が得意な人も多く、今回の活動で撮った写真を使って、素敵なカレンダーができるのでは?と思いついたためです。

撮影者や場所を取り上げながら、四季折々の吉野に迫っていきましょう!
※画像はスマートフォンの待ち受け画像としても利用できるので、ぜひダウンロードしてみてください。

1月ー睦月(むつき)ー
2月ー如月(きさらぎ)ー

画像1


1月2月の写真は、吉野神宮の社殿です。
1月は新しい年の始まり。厳かな雰囲気がある神社で新年の願いを込めてはいかがでしょうか。

撮影者は、土庄雄平さんです。
会社員として働きながら、全国各地を周って取材し記事を執筆するライター兼カメラマンをされているアクティブな方です。
一緒に吉野を周った際、綺麗な景色や気になる画角を見つけると、一目散に走って撮影しに行かれていたのが印象的です。奥千本をハイキングしていたとき、カメラのバッテリーが切れたため、バッテリーを取りに、修験道の道を走って往復し、先に行っていたメンバーに追いついたのには驚きました。

彼自身はパワフルな印象ですが、写真には暖かいフワッとした雰囲気を感じます。優しい方なのかなあと想像しています。


3月ー弥生(やよい)ー
4月ー卯月(うづき)ー

画像2

3月4月は、吉野の桜が醸し出す神秘的で桃源郷を思わせるような柔らかい雰囲気のある写真をセレクトしました。

この桜は、吉野山下千本にて撮影されたシロヤマザクラです。
吉野山の桜は下千本、中千本、上千本、奥千本の順番で咲き、長く桜を楽しめます。「一目千本」と呼ばれる千本桜は山岳信仰によるご神木で、その数はなんと三万本です。

この写真は、小雨の降る中で霞がかった幻想的な風景に魅かれてシャッターを切ったそう。

撮影されたのは、佐々木美佳さんという方です。
日本の伝統文化に興味をもたれており、文化や風景を撮るのが大好きなカメラマンさんです。

関西の神社仏閣をたくさん周られている方で、彼女の撮る写真は1つ1つがパキッと引き締まるような雰囲気、コントラストを感じます。
自分の好きなものについて素敵にアツくお話しされる方なので、彼女自身の強い想いなども写真に反映されているのかもしれません。


5月ー皐月(さつき)ー
6月ー水無月(みなづき)ー

画像3


5月6月は、吉野神宮で見つけた水に浮かべるタイプのおみくじの写真です。
吉野神宮にはこの他にも様々な形式のおみくじが並べられていました。

こちらは、私、南綾香が撮影した写真になります。
5月6月は、夏になりかけて新緑に囲まれた水々しいイメージ、
小雨が振り終わった後の爽やかな雰囲気が印象に残っていました。
そのため、明るい色をちりばめ、水彩のように太く滲んだようなイメージのフォントを選びました。

7月ー文月(ふみづき)ー
8月ー葉月(はづき)ー

画像4


7月8月は、吉野杉の集材所のお写真です。
夏の晴れた日、山々が濃い緑色で染まって、杉の木の色が引き立っているのが夏らしいと思い選びました。

9月ー長月(ながづき)ー
10月ー神無月(かんなづき)ー

画像5


9月10月は、奥千本を歩いていくと辿り着く西行庵の前で撮影した切り株の写真をセレクトしました。
桜景色が特に人気で有名ですが、秋の紅葉も見逃せません。
西行さんも桜だけでなく、紅葉の景色を歌にしています。
紅葉が地面を覆っていく様子や散っていく様子を見て、昔の恋や友情を懐かしみ涙を流す歌や
木枯しを情緒的に感じる歌が残されています。
1人吉野山に登っては歌を詠んだ西行さんが見た景色、場に流れる不思議な雰囲気を感じ取っていただけたら嬉しいです。


11月ー霜月(しもづき)ー
12月ー師走(しわす)ー

画像6

11月12月は、植和紙工房の高級宇陀和紙の写真を編集して使用しました。
吉野の和紙づくりには1300年の歴史があり、大海人皇子の一行が当地に滞在された折に、紙漉きの技術が伝わったと言われています。
植和紙工房の創業は江戸時代にまで遡れるそうですが、明確でなく少なくとも明治22年頃、2代目から現在の土地で紙漉きをしていたそうです。今は6代目の植浩三さんが代表をされています。
この写真は見せていただいた和紙の表面を撮影したものの彩度をいじり、微妙な影が水色になって出てきたところを切り取ったものです。

ここまで白くするには、原料となるこうぞという木材の皮のシミや節などを小刀で削っていく作業が必要です。
また、紙を均等な厚さに保つための作業が非常に難しいそうです。
この作業が紙漉きの技術を訓練し継承していくためには必要ということでずっと手作業で仕上げることは続けられているそうです。

和紙工房については、私も記事を書いています。

アンバサダー目線で撮影した吉野の季節は楽しんでいただけたでしょうか。
これから、アンバサダーの商品開発や吉野のおすすめポイントなど紹介する記事も色々出していく予定です。

お楽しみに!!


この記事が参加している募集

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?