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白檀のトイレットペーパー

白檀のトイレットペーパーがお気に入り

白檀(びゃくだん)の香りのついている、トイレットペーパーをご存知だろうか。

こちらである。

使い続けて、かれこれ2年以上になるだろうか。

何となく手に取ってから、手放せなくなってしまった。

その魅力を語りたい。

トイレットペーパーの仕様

まず、仕様を説明しておこう。

・製造元:四国特紙株式会社

・寸法:114mm×2枚重ね30メートル

・柄:表面には上品な花の模様が入っている

・やわらかパルプ pure pulp 100%

・パッケージに書かれている説明

和の香りで華やぎと寛ぎの時間を…
白檀は古来より皇族や公家、貴族の間で 親しまれてきた崇高で希少な香木。一般的に「サンダルウッド」の香りで知られ お香のように心身ともにリラックスする 気高い香りを放ちます。

香りだけじゃない、その魅力

もちろん、香りが一番の特徴だ。

私にとって、白檀は祖母の家の香りだ。

たまに会いに行くと、仏壇には白檀のお香がそなえられていた。

だから、白檀の香りをかぐと懐かしい気持ちになる。

香りは強めだと思う。一瞬、トイレの中でお香をたいたように感じる。

ただ、使用するときに香るだけで、そのまま置いておくと香りはやわらぐので、それほどは気にならない。

その香りは衰えることなく続き、最後の最後まで香り続ける

ただ、香りだけが魅力ではない。

なんといっても、その肌触りだ。

ダブルだが、とても柔らかく薄いので、頼りなく感じるかもしれない。

私の場合はずいぶんと重ねて使ってしまうが、簡単にちぎれたりはしない、しなやかさを兼ねそろえている。

よく、良いトイレットペーパーを使うと、二度と戻れなくなるというが、それが当てはまる。

やわらかく、お尻にフィットするので、不快感が一切ない。

吸水性もあるので、少々水っぽくても安心だ。

値段は4ロールで300~400円くらい。通販よりは、ドラッグストアの方が安いだろう。

家庭用としては高いが、一人暮らしには、おすすめ。

まずは、一度お試しを

まずは、一度試してみていただきたい。

トイレットペーパーは、とてもデリケートな商品だ。

それは、お尻と、それをとりまく排泄という行為が、プライベートでかつ、多様性に満ちているからだ。

自分に合ったトイレットペーパーに出会うことで、一日のうちに必ず訪れる(場合によっては、数日に一回奇跡のように訪れる)トイレタイムの充実につながる。

だからこそ、いろいろなトイレットペーパーが現れてほしいし、自分なりにカスタマイズできたらいいなとも思う。

私にとって、この白檀が到着点かどうかはわからない。

けれども、ひとたびの平穏を与えてくれていることは、確かだ。

食器やインテリアを選ぶように、枕や歯ブラシを選ぶように、トイレットペーパーにもこだわってみませんか?

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