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創作・物語

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これまでに書き上げた創作作品や、物語風に綴った日常を集めています。楽しいひと時のお供ができたら嬉しいです。
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#書くンジャーズ

ぼくがかんがえたさいきょうのマスク

見た目がカッコイイのは当然。 赤、青、黒、グレイ、白、の5色から、その日の気分で好きな色…

吉村伊織
2年前
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マロンパフェの下の名前【#2000字のドラマ】

国道沿いのファミレスの、窓側の席に三人は座っていた。女子が隣同士で並び、向かい合って男子…

吉村伊織
2年前
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夏祭りの電話の向こう

大学1年の時だから、もう20年以上経っている。人生で一番、夏祭りに行きまくった年。 まだそ…

吉村伊織
2年前
27

人をえらぶ水たまり

昔は、日本中にあったのに、今ではめっきり数が少なくなったらしい。でも、なくならずにひっそ…

吉村伊織
2年前
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2時のボタンで味わうくつろぎ【#私のコーヒー時間】

「お母さんは、2時のボタンっと。」 悠太が、時計回りに配置されたバリスタの右上のボタンを押…

吉村伊織
3年前
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100歩でどこまで?【それぞれの100】

家から100歩でどこまでいけるか、やってみよう。 前日の思いつきで、三男と僕の「朝の実験」が…

吉村伊織
3年前
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命の営みをめざして繰り広げられる物語

それだけでは、なにも生まれない。 出会うべき相手に会えて、はじめて意味をなす。 約束の相手に出会えたら、一緒に仕事ができる。次世代を生み出すという、尊い仕事。チャンスは、一度きり。必ず会えるとは、限らない。 その相手を見つけるために、生まれ育った場所を離れ、遠くまで出かける。一生を懸けた大旅行は、どこまでも、遠くへ、遠くへ。 もしも、違う誰かのところにたどり着いてしまったら、生きる意味を嘆きたくなるような、悲惨な現実に突き落とされてしまうかもしれない。傷つけるつもりはなく

3匹の鬼退治と、正直じいさんでいたい男の物語【鬼退治】

たしか、「こぶとりじいさん」の物語は、いじわるじいさんの左右のほっぺたに「こぶ」がくっつ…

吉村伊織
3年前
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真実は雪の中【サンタクロース】

夜の間に降り積もった雪にすべての音が吸い込まれ、とても静かな朝を迎えた。空に明るさを感じ…

吉村伊織
3年前
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自分がプレーするのとはまた違った感動が味わえる【推しスポーツ】

このメンバーで出場できるカップ戦も、最後の大会になった。これが終わったら、あとは中総体だ…

吉村伊織
3年前
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