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未経験からの転職。良い企業の見分け方。

こんばんは、ヨシモトです。

以前、「未経験からプログラマに転職した話」という記事を投稿しました。
思ったよりPV数が良かったので(僕にしては)、
今回は求人を見るにあたり注意するべき点について書きたいと思います。

この記事では”プログラマを目指す”ことを前提として書きます。

前回の記事でも書いたのですが、プログラマの働き方には4種類あります。

・自社開発エンジニア
・SI(System Integration)
・SES(System Engineering Service)
・フリーランスエンジニア

これは未経験からプログラマを目指して転職するべき順番に並んでいます。
そして難易度順(フリーランスを除く)でもあります。

①.自社開発エンジニア。
何故、自社開発エンジニアを目指すのか?
それは「技術力の高い人が多く集まっているから」です。
”朱に交われば赤くなる”と言いますが、やはり周りに意識の高い人、技術に精通している人がいるということは、入ってくる情報の”質”が違いますし、それだけでもアドバンテージです。そして習熟度も高くなるでしょう。

現在”自社開発エンジニア”を雇用している企業(開発を内製化している企業)は、
いわゆる「大企業」かもしくは「小さな(少人数の)Web系企業」です。
未経験から転職で狙うべきは”小さなWeb系企業”です。
大企業は採用ハードルがもっと高くなるため、未経験採用はほぼやってません。
(ポートフォリを提出できるのであればチャレンジしてみるのはありです。)

Q.では小さなWeb系企業を見極めるコツは何でしょか?

ズバリ「企業のホームページ(HP)を見ること」です。

Web系企業を見極めるには求人票の情報だけでは足りません。
実際にHPの事業内容を見ると、どういったサービスを提供しているのかが分かりますし何が強みなのかも分かります。
自社でECサイトを運営していたり、アプリの開発を行っていたり。もしアプリ開発を行っている企業でアプリが無料なら実際にダウンロードして利用してみるのも良いでしょう。
自社でサービス提供をしているかどうかが重要です。

また、一番手っ取り早く良い企業かどうか見極めるコツとしては、
「HPが整備されているかどうか」です。
企業HPは企業にとって、とても大切な広告(看板)です。Web系を名乗っているにも関わらず自社HPが整備されていない(粗末な)企業は、
「技術力が低い」もしくは「それどころではないぐらい忙しい」
の2択だと思います。
HPをすぐに閉じて、次の求人を見に行きましょう。

もう一つ見分ける方法として、開発言語を見ておきましょう。
大体のどこの求人にも、どの言語を使用しているか記載してあります。
Web系企業は、HTML、CSS、JavaScript、PHP、Ruby、Perl、Pythonなどが多いです。

また、Web系企業の特徴として、低い単価で案件を受注しアジャイル開発をしています。そのため社員数は少ないことが多く、技術力が高い人が多い傾向にあります。

逆にいうと、転職するには高い技術力(即戦力)が求められます。
全くの未経験からこれらの企業に転職をするのは難しいでしょう。
その為、”独学”もしくは”ITスクールに通い”多少の知識があることを示す必要があります。
僕は最終的にSI企業に転職したのですが、Web系企業も受けました。僕の経験値でも十分興味は持っていただけたので参考にしていただければと思います。
(ただESは通過し面接で落ちました...面接対策とWebテスト対策不足です。)

保有資格:ITパスポート
プログラム経験:Progate(無料版)にて、HTML、CSS、Java
”スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版” を参考に Webサイト作成
”2週間でJava SE Bronzeの基礎が学べる本 徹底攻略シリーズ” を独学(未習熟)


日本のIT企業の70%がSI企業と言われています。その中から30%の自社開発企業を選びぬくことはとても大変です。また、自社サービスを提供していてもその他の事業として、他社製品の受託開発(SI)をしていたり、技術者派遣(SES)している企業もあります。あまりWeb系企業にこだわりすぎて転職期間が長くなるのは元も子もないので、転職期間をあらかじめ決めておいてその中で決めきるともまた重要です。

今IT業界で伸びている企業の殆どがWeb系企業のため、今後の需要も伸びてくるでしょう。企業が採用や人材育成にもっと積極的に乗り出してきたら、未経験からでも就職しやすくなってくるかもしれません。

②.SI(System Integration)
次にオススメなのがSI企業です。

この企業を見極めるのは簡単で、受託開発を行っているかどうかです。
この業界は求人数が多く、また求人にSIと記載されていることが多いです。
取引先が数多く書かれているのも特徴です。

またこの業界の特徴は、”多重請負構造”です。
そのため一次請けの企業に応募者は集まりますし、孫請け企業は避けられる傾向にあります。
取引先に大手企業、官公庁などが多いと記載されている求人をよく見かけると思いますが、要するにうちは一次請けの企業ですよとアピールしているのです。

Q.では孫請け企業を避けにはどうすれば良いでしょうか?

ズバリ「売り上げ規模を見る」です。

これは求人・企業ホームページどちらでも構いませんが、両方確認することをオススメします。
従業員数に比べて売り上げが低い、もしくは給料が低い企業は避けるべきです。
おそらく安い単価で受託開発をしている=孫請け企業です。

また、この業界は大規模開発を行っていたりするため従業員数は多く、採用のハードルも低めです。研修制度も充実している企業も多くあります。

開発言語はJava、C、C++、C#が多いです。
Web系の案件を受注していく企業はHTML、CSS、JavaScript、PHPあたりが記載されていることもあります。

・SES(System Engineering Service)
最後にSES企業について書きます。

この業界はとにかく人を採用して、育成して、派遣先に送り込み収益を上げています。当然技術力の高い技術者は高単価で派遣することができるので、人材育成にも力を入れており教育体制が整っている企業も多いです。
その為、未経験者の採用も積極的で、最も採用ハードルは低いでしょう。

ただし、この業界は上流から下流まで全ての案件に手を伸ばしている為、プログラマとしてスキルアップを目指すには不適切な案件も含まれます。

例えばテスター(マニュアル通りに操作し正常な動作をするかどうか確認する人)、システムサポートやコールセンター業務などです。
こういった業務は確かに重要ですが、正直誰にでもできる業務です。
プログラマの経験値としては殆ど価値はありません。
また、今後不景気が続くとこういった案件は内製化してく企業が増えていくのではないかなと思っています。(外注すると費用がかかるので)
そうなった時に行き場を失います。こういった案件にアサインされても、すぐに別の案件にアサインされたら良いですが、人手不足のため抜け出せなくなる可能性もあります。

しかし、正直SES企業ならどこでもこういった案件を抱えています。
それは未経験者でもできる仕事だからです。

Q.ではどういった企業を選べば良いのか?

テスト案件などからアサインし、自社で研修をしてスキルが上がれば別の案件にアサインする。そして抜けた穴はまた新しい未経験者をアサインする。というサイクルの出来上がっている企業を選ぶことです。

Q.ではこういったサイクルのある企業はどうやって見極めれば良いのか?

ズバリ「直接面接で聞きく」です。

面接の最後に質問できる時間があります。そこで、
「最初に派遣される与えられる業務はどういった案件が多いのか」
「キャリアステップはどのようになっているのか」
などを面接で確認しておきましょう。

当然面接を受け、良い企業と思って入社しても面接の内容通りにならないこともあります。

そういたことを避けるために活用するのは、

会社の評判」や「社員の口コミ」などです。

「会社名 評判」などで検索すると出てきます。
出てきた記事の内容であまりにも酷いことが書かれている企業は避けたほうが良いでしょう。
ただ、ここで気をつけて欲しいのは、こういったとこに書かれている評判は、
「企業に対して不満を持っている人たちの声」であるということです。
不満のない人は、よっぽど良い企業で是非オススメしたいと思った人以外は書かないでしょう。
そのためどんな企業でも基本的には”不満の声が多い”と思っておきましょう。

ですが、”火のない所に煙は立たぬ” 話半分で参考にすることをオススメします。


今日はここまでです。

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