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長年にわたりチームを率いてきたチームマネージャーの方から相談を受けました。

マネージャーとしてのキャリアも長く、常にスタッフの気持ちに寄り添いながらチームをサポートしていました。

しかしある日、突如として二人のスタッフが辞めると言い出し、彼らの不満が次々と噴出したのです。

信頼をおいていただけに、驚きと戸惑いに包まれました。

こういったケースは職場の上下関係だけでなく、親子や夫婦間でも起こりがちですよね。

お相手の気持ちを理解していたつもりが一方通行で通じていなかった…

そこで今回は、生まれ持った”考え方(思考)の違い”についてお話させていただきます。


人生観や大切にするものの優先順位

お相手との個性の違いにより、明確な指示や思いが伝わらないことがあります。

同じように説明していても、理解度に大きな差がうまれています。

ISD個性心理学では、人生観や大切にするものの優先順位の違いは、大きく3つのグループに分けられると考えています。

MOON(月)グループの人たち
なぜそれが必要なのか?が知りたい、原理原則派。1~10まで丁寧に説明してほしいタイプ。

EARTH(地球)グループの人たち
実力ややりがい、結果にこだわる現実派。時やタイミングを大切にしている。結論から要領よく話してほしいタイプ。

SUN(太陽)グループの人たち
可能性や願望を大切にしている感性派。オーバー気味にイメージを膨らませて会話を盛り上げてほしいタイプ。

個性タイプ別のコミュニケーションスタイル

結論から要領よく説明してほしいEARTHグループの人に、1から10まで丁寧に長々と説明していると、結局大事なことは何?とイラっとされるかもしれません。

反対に、1から10まで丁寧に説明してほしいMOONタイプの人に、かいつまんで説明しすぎると、不親切な人、と思われて信頼をなくしかねません。

それぞれ異なるコミュニケーションスタイルを持っているのです。

お互いを思いやる気持ちや応援しあえるチーム作りに必要なことは、このような価値観の違いを知ることではないでしょうか。

コミュニケーションは学ぶ時代と言われています。

職場や親子、パートナーなどの関係性や働き方にも対応できる一生物のスキルです♪

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