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物理学者の誕生日:4/21~4/25
4月21日:パーシー・ブリッジマン(1882~1961)
4月21日はパーシー・ブリッジマン博士(1882~1961)が生まれた日。アメリカの物理学者。高圧物理の研究で、1946年のノーベル物理学賞を受賞。
ラッセル=アインシュタイン宣言に署名した11人の科学者の1人でもある。
4月22日:ロバート・オッペンハイマー(1904~1967)
4月22日はロバート・オッペンハイマー博士(1904~1967)が生まれた日。アメリカの理論物理学者。原子分子物理や宇宙物理などで多くの業績を残した。原爆開発を主導した「原爆の父」としても知られている。彼は戦後の水爆開発には反対していた。晩年にエンリコ・フェルミ賞を受賞。
4月23日:マックス・プランク(1858~1947)
4月23日はマックス・プランク博士(1858~1947)が生まれた日。エネルギー量子の導入により、黒体放射のエネルギー分布を説明。この功績により、量子論の扉を開き、1918年のノーベル物理学賞を受賞。
彼の名は「プランク定数」にも冠されている。
4月24日:ジャン・マリニャック(1817~1894)
4月24日はジャン・マリニャック博士(1817~1894)が生まれた日。スイスの化学者。1878年に希土類元素のイッテルビウム(Yb)、1880年にガドリニウム(Gd)を発見した。
4月25日:グリエルモ・マルコーニ(1874~1937)
4月25日はグリエルモ・マルコーニ博士(1874~1937)が生まれた日。無線電信の開発により、カール・フェルディナント・ブラウン博士と共に1909年のノーベル物理学賞受賞。
4月25日:ヴォルフガング・パウリ(1900~1958)
4月25日はヴォルフガング・パウリ博士(1900~1958)が生まれた日。「パウリの排他律」の研究により、1945年のノーベル物理学賞を受賞。
この「排他律」のおかげで、水素(H)やリチウム(Li)が活性で、ヘリウム(He)やネオン(Ne)が不活性であるなどの「周期律」も説明できる。
4月25日:ジェームズ・ピーブルス(1935~)
4月25日はジェームズ・ピーブルス博士(1935~)が生まれた日。カナダ系アメリカ人理論物理学者。宇宙論研究への貢献により、2019年のノーベル物理学賞を受賞。
4月25日:外村彰(1942~2012)
4月25日は外村彰博士(1942~2012)が生まれた日。日立製作所で電子顕微鏡、電子線フォログラフィーの研究開発に従事。アハラノフ=ボーム効果を実験的に検証することに成功した。彼の功績については、以下の動画が参考になる。
以下は筆者による関連tweet。
この文章を読むと、得意/不得意と魅力を感じる/感じないは必ずしも一致しないことを再認識できる。そして、ある分野で功績を残す人物は必ずしもその分野が得意だったわけでもない、ということも感じられる。画像は外村彰『量子力学への招待』岩波書店 (2001) より。https://t.co/Ja04TUeWBU #物理 pic.twitter.com/MgvfoLDHaM
— 小林良彦(こばやしよしひこ) (@yoshikoba113) May 9, 2022
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