目の前の問題はあなたのせいではない
あなたの周りで起きた問題は、あなたのせいで起きているわけではないです。
家族間や夫婦間などの小さなコミュニティーの問題でもそこにいる人のせいでもないです。誰も悪くないんです。
問題を生み出しているのは世の中の常識や先祖代々受け継がれてきた教訓であることがほとんどです。
例えば、喧嘩が多い夫婦がいたとします。喧嘩の原因は夫の行動が発端になることもあれば、妻の言動が発端になることもあると思います。
この時、『夫婦は仲がいいもの』という常識を持っていた場合、喧嘩をしてしまったことが問題になります。
『夫は妻にいつも優しくするもの』という常識を持っていた場合、夫の行動が問題になります。
『妻は夫にいつも優しい言葉を掛けるもの』という常識を持っていた場合、妻の言動が問題になります。
つまり、常識から一歩はみ出すと問題になるのです。
常識ってはっきり決まっているようで、簡単に変わっていくものです。時代が変われば常識も変わるし、国が変われば常識も全く違うものに変わります。
法律とは違って絶対的に決まっているわけでもありません。常識から一歩出たところで罰があるわけでもありません。
常識って曖昧なものです。だからこそ、常識は自分に合わせてものや家族に合ったものに変えていっていいんです。
先程の喧嘩が多い夫婦であれば、『夫婦は喧嘩をしてもいい。本音でぶつかり合うのがいい』という常識に変えていけばそこに問題は無くなります。
目の前に問題が起きた時、先祖代々受け継がれた教訓が引き起こしていることもあります。
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