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タフになる

ウランバートル在住のわが家、
山の見える郊外から都心部へ引っ越してきて
1カ月が経ちました。

緑好きの私たち、観葉植物を愛してやまない
のですが、引越しという環境変化に伴って、
観葉植物にも大きな変化が起きました。

ワサワサと葉っぱをつけ、プランターから
はみ出さんばかりに生い茂っていたイチゴ。

これらがみるみるうちに生命力を失い、萎れて
いったのですよ。あまりにも顕著な変化だった
もので、私たちもショックで打ちひしがれて
しまいました。

そう、イチゴは枯れました。
でもね、他のグリーンは淡々と成長を続けて
いるのです。

スパティフィラムは、エレガントな淑女を
思わせるような細い曲線を描いた純白の花を
つけ、たおやかに首をかたむけています。

オリヅルランは、小さくも鋭い新葉をのぞかせ
彼らは敬礼でもするかのように天に向かって、
すっくと立っています。

ペペロミア・オブツシフォリアには、
’チビ葉’が誕生。「でてきたよーぅ」とでも
言いたげな丸くちっこい赤ちゃん葉っぱは、
大きな親葉っぱの陰でしっかりと守られて
います。

そう、彼らは強いんです。
環境の変化にも適応した。

しおれてしまったイチゴは、ふんだんな日差し
のある環境でしか育たなかった。

自分が適応できる環境範囲が狭いと、それを
超えたときに痛みや苦しみを伴います。

コケてもパッパッと土をはらって「さてと!」
とまた歩き出す。
タフさは自分をラクにしてくれるんですね。

人生、ラクなほうがいいに決まってる!

タフになるには、人生いろんな経験をすること
です。歯を食いしばって痛みに耐えることでは
ありません。

いろんなことに興味を持ち、頭をつっこんでいく。
そこから得た栄養が、幹を、根を太くし、
そんじょそこらの風が吹いたって、
倒れない強い自分へと成長させてくれます。

自分が適応できる環境範囲を
広くしておきたいですね。

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