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【PR】『女性管理職が悩んだ時に読む本』書評から考える

担当させていただいたいくみさんの『女性管理職が悩んだ時に読む本』の書評が増えてきました!

全てを取り上げていると読み切れませんので、一部をご紹介いたします。

まずは、端的にポイントをまとめてくださっている書評。

本書の著者は貴重な存在だと感じます。
多くの会社勤めをされている読者にとって、”会社にいる上司”そのものの立場の方だからです。

Share読書.Com〜2000冊超のビジネス書評ブログ〜」の「【書評:2026冊目】女性管理職が悩んだ時に読む本(いくみ@女性管理職&ブロガー)」より引用

ビジネス誌などで登場するような華々しいキャリアを持つスーパーウーマンとはちょっと違う、等身大で、職場にいそうな女性管理職。
その上司が、どういうことを考えていて、どういうことに悩むのか。
そのことを知る方が、普段のオフィスで活かせる経験が多いかもしれません。
飾らずに、しかし前向きに、課題との向き合い方を語っているのは、本書の強みだと思います。


男性管理職の方からも、多くの気づきを得て前向きになることができたという声をいただいています。

苦しいのは男性もそう。
もちろん、男性と女性の悩みが同じだと言い切れないとは思いますが、そもそも「管理職」の悩みは共通なのかもしれません。
また、最近は共働き世帯が増えているので、男性の方が家事分担を多くになっていたり、子どもの送迎を担当していたり、というケースも多いと思います。
そうなると、かつては女性だけの悩みだと思われていた悩みを自分事として抱える男性も増えてきます。
しかも、そういう人は、最初は女性以上にマイノリティ意識を抱くかもしれません。

「5時以降は打ち合わせを入れられません」
「この時間は送迎をしているので、無理です」


子どもと向き合っている時間に、同僚はまだ働いていることに対する後ろめたさもありつつも、目の前の家事をこなしていかねばならず。
別に遊んでいるわけでもないのに、突きつけられる無力感。
常に全力でやっているのに。
どうしてこんなに頑張っているんだろう…。

時にそう思ってしまうあなたにこそ、本書を読んでほしいと思います。
特に、勉強や仕事で優秀だという評価を得てきた人ほど、
こういう無力感を感じることが多いのではないでしょうか。
フルコミットすることで成果を出してきた人にとっては、
時間が限られている中で成果を出すというのは、ハンディを背負っている気分。
しかも、家事というものは、会社の仕事とは違うとはいえ、
一連の流れを理解して、失敗しないようにこなしていかねばならないのです。

保育園の送迎時の荷物の整理のルールなど、覚えるのは結構大変です。
特にきょうだいがいて、同じ園ならまだしも違う園に通わせている場合、
用意する荷物、具体的にはタオルの量や着替えの分類の仕方などが違ったりします。
そういうのを、全部覚えなければならないのです。
それができないと、

「相手(保育士の先生)の気持ちになって準備ができていない」
「仕事はできても家事はできない」

などと言われ、自己肯定感ダダ下がり。
しかも、仕事の時間も減るから何なら仕事の評価も下がったりする。

って何だが愚痴のようになってしまいましたが(笑)、
こういう悩みをもっと多くの男性も感じるようになると、社会全体として、「何とかせねば!」という機運がより高まっていくのかもしれませんね。
この苦しみ(以上の苦しみ)と闘いながら、女性管理職の先輩は歩んでこられたことを思うと、ただただ頭が下がります。


管理職にならなくても「管理職の視座」を知っておくことで役立つことがある、という意見も。

管理職がどういうことに悩んでいるのか、何を考えているのか。
それを慮るだけでも、上司との関係がうまくいったりすることもありそうですね。
特に、男性部下を持つ女性管理職は、接し方に悩むことが多いようです。とりわけ、その「部下さん」(本書では、部下に敬意をもって「部下さん」という書き方をしています)が、年上であった場合、難しさはさらに増すとか。
人間同士、それぞれ必死で生きていたら、ぶつかったり、好き嫌いも出てくると思いますが、ちょっと相手の悩みに思いを馳せてみるだけでも、何かが変わるかもしませんね。

医療業界でも役立つという声もいただいております。

患者さん、ドクター、メンバー間の人間関係、仕事の責任や重圧、ワークライフバランス。管理職になれば、さらにこれらの課題は重くのしかかることでしょう。もし、どれかに悩んでいるのなら、もし、これから役職につくかもしれないのなら、この本を読んでみてください。

「お世話になった看護師・助産師のみなさんへ『女性管理職が悩んだ時に読む本』いくみ著」より

会社組織とは違うコミュニティでも、使える部分が多いと思っていただけるのは、とても嬉しいです!

全体的に、難しい文章ではなく、平易な口調で書かれているので、それぞれの置かれた文脈で読むことができる本だと思います。

それでも、まだ買おうかどうしようか迷っているという方には、こちら。

ウェブ記事を見てみて、興味があれば是非ご購入下さい!

平均評価4.8!(2023年7月26日現在)
私の担当書籍の中でも随一の高得点です。
きっとどこかに共感いただけるのでは、と思います。

では!

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