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読書による気づき~「女性管理職が悩んだ時に読む本」

いくみ@女性管理職&ブロガーさん著「女性管理職が悩んだ時に読む本」を読みました。

私は今年4月に管理職になりました。
昇進したわけですが、両手を上げて万歳というよりは、プレッシャーや責任が重くなるというどちらかというとネガティブな感情の方を強く抱きました。

私は男性ですが、この本を手に取ったのは、管理職として悩むことは男性でも女性でも共通することが多いだろうし、更にそこに女性ならではの悩みが加わるのではないか。

そうであれば、自分がこれから管理職としてやっていくための気づきを得られると思うし、周りの女性管理職のことを理解することで接し方についてもヒントを得られるのではないかと考えたからです。

現代の管理職はプレイングマネージャーであり、「二足のわらじ」を履いている。
本書にそうありましたが、正に今私が感じていることです。

これに対する向き合い方は「一気呵成に心根を切り替えようとせずともよし。」
管理職業務が進んでいくにつれ、プレイヤーとしての実務から離れていくこととなるから、プレイングマネージャーをこなしている間は「プレイヤーとしての総仕上げ」の時だと捉えてみる。
新米管理職の私にとってのに大きな気づきになりました。

そして、もう一つ。
管理職は決断しなければならないことも多く、孤独感を感じることも多いと思います。
そんな時は、一人で抱え込もうとせずに、困った時切羽詰まった時は遠慮なく周囲にSOSを出していい。
そう考えていいと分かるだけで、気持ちが楽になりました。

私の部下に管理職を目指している女性がいます。
恐らく数年以内に管理職に昇進すると思われます。
管理職の悩みに加え、女性特有ということでは体調面や家庭との両立など様々ものが加わってくると思います。

それは何となく分かっているつもりではありしたが、著者が長く女性管理職という立場で経験してきたことによる悩みの対処法に新たな気づきを多く得られました。

管理職は大変、でも人として更に成長できる。良いことだってたくさんある。
気張らずにやっていけばいい。

本書を読み終わった時、管理職に対するポジティブ感情の割合が増えたと感じています。


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