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【PR】『女性活躍から始める人的資本経営』刊行!

こんにちは。
先日は「久々に大学テキストを担当しました!」という話を書きましたが、今回はビジネス実務の専門書ができてきたのでご紹介したいと思います。


その名も、『女性活躍から始める人的資本経営 多様性を活かす組織マネジメント』という本です!!

「女性活躍」については聞くことが増えてきたと思いますが、「人的資本経営」って何? 時々聞くキーワードではあるけど、ちょっと何だかわかりにくい。一言でいうと、

人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方のこと

なのですが、具体的にどういうことなのか、気になりますよね。
要は、人こそが企業の最大の資産だということだということなのですが、「そんなこと前から言われていたけど、しょせんお題目だけでしょ?」と思うかもしれません。でも、そうではないのです。
人的資本を有価証券報告書で開示して、それをもとに投資を呼び込む流れができてきているのです。弊社はこれだけダイバーシティに力を入れています、それを経営戦略に紐づけています、などなど…。

では、具体的に何から始めたらいいの?となりますよね。手っ取り早いのが、女性活躍推進から始めることなのです。
なぜか?女性がマイノリティの中のマジョリティだからです。要は、一番スケールメリットが働きやすいといいますか、施策の効果が大きいのです。
そう言うと、男性が独占していたポストを女性に奪われてしまう、育児期の女性のフォローに男性の労力が奪われると警戒する方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、女性が働きやすい会社は、男性も働きやすくなる、と言えるのではないでしょうか。なぜかというと、最近の学生さんは就活の時に仕事と家庭の両立をしやすいか、という観点を今まで以上に重視しています。そういう会社に人が集まるため、社員の高齢化に歯止めをかけることもでき、組織自体がサステナブルになっていきます。
女性活躍を軽く見ていると、育児期の女性社員の離職が相次ぎ人手不足になってしまい、求人を出しても人が集まらない…そんなことにもなりかねません。

というわけで本書では、そうした女性活躍推進について、理論と実践両面から解説していきます。

著者は堀江敦子さん。
株式会社スリールの代表で、楽天を経て2010年に起業、女性活躍支援をずっと続けてきた方です。
こども家庭庁の有識者委員なども務められていて、多方面に活躍されていて、その取り組みの成果がこの一冊に凝縮されています。
最後までこだわり抜いて作り上げた一冊です。先進的な取り組みをされているIBMの山口明夫社長、キリンホールディングスの坪井純子副社長へのインタビュー記事も収録されていて、中身も充実しています。
是非ご一読ください!!


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