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大学のソウルフード!⑪滋賀県編

こんにちは。
前回は東海地方を一気に攻めました(番号が飛んでいるのは、東京には大学が多いので、各地と関東を交互に紹介しているためです)。

ついに関が原を越え、関西に入っていこうと思います!
(東京、神奈川は攻めあぐねていますが笑)

まずは北東、滋賀県から!

※奈良県・和歌山県の情報が増えたため、分割しました



滋賀大学

滋賀大学は、彦根の経済学部、大津(石山)の教育学部の2つの学部を有する大学として長く知られてきました。
要は高等商業学校と師範学校というルーツの異なる大学が別の都市に置かれていたのを戦後に統合した、ということなのですが、似たようなケースだと弘前大学、信州大学があります(いずれも県庁所在地以外の城下町に本部がある)。
信州大学は県内にいくつものキャンパスを有し、国立大学最大の蛸足大学と言われることがある一方で、弘前大学は弘前市に集約されています。これは、戦時下の青森空襲で青森師範学校、女子師範学校が焼けてしまったことが大きな理由のようです。
県庁所在地で、大阪や京都への通勤・通学の便が良い大津の人口が増加する中で彦根はやや苦戦気味の印象もありましたが、2017年、そんな彦根キャンパスに全国で先駆けてデータサイエンス学部が設置されたことは記憶に新しく、多くの大学が後追いしている形になっています。

近江八幡・八幡山から見た琵琶湖

滋賀大学には何度か行ったものの、写真を撮っていなかったので、自転車でビワイチ(琵琶湖一周!)をやったときの写真をアップします。

豊郷小学校旧校舎。長らく「けいおん!」の聖地というイメージでしたが、「ブギウギ」でも出てきましたね。

ビワイチをやったときは、浜大津スタートで反時計回り、湖北で一泊して2日目の夜に浜大津に戻ってきました(湖北の宿で食べた琵琶湖の魚料理は美味でした!)。
この際、「奥琵琶湖パークウェイ」という、景色は綺麗だけど自転車で攻めるのは超難関、というルートがあり、ここはトンネルでショートカットしました。勇気のある方は是非試してみてください(なお一方通行のため、反時計回りで行くとスタート地点がゴール地点の先になってしまい、余計に負担感がありますので、行かれる方は大津から時計回りで行った方がよいかも?)。

また、彦根観光に訪れた時、食べておきたいのは「鮒ずし」。フナを用いた熟れ鮨です。

彦根駅前の居酒屋で食べました!

かなり臭いが強烈なので、賛否両論ありますが、発酵食品好きな方には是非食べていただきたいソウルフードだと思います。
チーズもそうですが、とにかく臭いものが食べたい時ってありませんか?特に日本酒やワインを飲んでいる時、そういう気分になったり。あと、やはり地元を知るためには、地元の食を知った方がよい、というのは本noteで一貫しているコンセプトでもあります(笑)。

すいません、完全に大学の話からそれていました(苦笑)。

というわけで、滋賀大学彦根キャンパスのソウルフードですが…。

コウゲ

キャンパスの近くにあるお店で、デカ盛りで有名です。チキンカツなど、学生さんに大人気のメニューが看板なので、ここは訪れておきたいところですね!

すいません、大津キャンパスの情報が不足しているので、ご存知の方、是非教えてください!

滋賀県立大学

滋賀大と同じ彦根市内、滋賀大を出て湖岸を西に向かうと、環境科学などで有名な滋賀県立大学に辿り着きます。こちらは講堂がクラシックな滋賀大とは大分雰囲気が異なり、90年代感のあるキャンパスです。

南彦根駅が最寄りですが、歩くと大変なことになります

そんな滋賀県大のソウルフードといえば、こちら!

ラーメンにっこう

滋賀県内でも屈指の人気を誇るラーメン店。
鶏白湯、つけ麺などが特に人気のようです。
あまりにも人気過ぎて、実は滋賀大のソウルフード説もあったりするようです(笑)。

びわこ学院大学

東海道線から近江鉄道に乗り換えてたどり着く、東近江市(旧八日市市)のびわこ学院大学。
教育系と福祉系がメインの、地域密着型の大学です。
「大学前」という駅があり、大学の裏には宅地も造成されていますが、
お店は少ないため、ご飯の会などは、八日市駅まで出る必要がありそうです。
また、スクールバスは近江八幡駅前から出ているので、その界隈でご飯会などもあるかもしれません。
ただ、近江八幡の見所は駅前というよりはやや北側、八幡堀の南側や、北側にある「ラ コリーナ」だったりしますので、学生さんが通学途中に気軽に訪れるには少し距離がありそうです(いっそのことその辺に下宿して通う、というのも面白そうですが)。

というわけで、八日市の美味しいお店をご紹介します!

REPOS

「ルポ(フランス語で「癒し」や「安らぎ」という意味)」と読みます。
大正時代に建てられた古民家を改装した「HON6GARDEN」の中にあり、他にもおいしそうなお店が集まっている場所です。
そば粉100%の生地で作ったガレットを中心に、デザートにはクレープ、夜はおつまみと各種お酒もあるようなので、レトロな街中の雰囲気を味わいたい方には特にお薦めかもしれません。

ABC食堂

アーケードの外側にある、老舗の洋食屋さん。
ランチのメニューの名前が「公民館」「本日の村川」など、ユニークなものが多いのが面白いですが、ハッシュド牛すじなど、本当に美味しいとのことでした。

大阪から見ると、野洲より先はやや交通の便が悪くなるのですが、近江八幡や八日市、彦根や長浜など、レトロな雰囲気も残っていて、湖東地域は旅をするにはもってこいの場所だと思います。

立命館大学(びわこ・草津キャンパス)

一気に南下します。ついに草津市、関西大都市圏突入です!
立命館大学びわこ・草津キャンパス(BKC)の最寄りは南草津駅。1994年開業の比較的新しい駅ですが、一気に滋賀県内でも屈指の乗降客数を誇る駅になりました。

BKC

駅からキャンパスまでは少し距離があるため、道沿いには学生さん向けと思しきラーメン店が多数並んでいます。特に多いのはとんこつラーメン。あまりにも多すぎで、どこがお薦めとは言えないので、別路線で私が訪れたお店を紹介したいと思います。

加藤屋 にぼ次朗

「なんだ、また二郎系か」
と思われるかもしれませんが、ここはかなり特殊。
ニンニクというよりは、煮干しの味がウリの店なのです。

にぼ次朗の盛り(写真は、今は無き四条店)

ヤサイの盛り、太麺というところは通常の二郎系と一緒ですが、青森のような煮干しで出汁をとったスープが特徴的。
また、青森ほど塩辛さはなく、二郎系の印象に反してかなり大人し目な印象の味で、盛りはガッツリというギャップのあるラーメン店です。

龍谷大学(瀬田キャンパス)

さらに西に進みまして、大津市に突入。
実は、バイパスを通るとBKCから滋賀医大を通り、龍大瀬田にすぐ着くことができます。
滋賀県内最大の大学銀座といえるエリアです。

とはいえ、駅でいうと一駅分離れているので、ソウルフードもまた別でしょう。

グラバー亭

名前がいいですね(笑)。

こちらは長崎のグラバー邸。昔の写真だから画像が小さい…

長崎ちゃんぽんの大盛が食べられるお店ですが、大盛の「マウンテン焼きそば」も人気。「バナナマンのせっかくグルメ!!」で紹介されたことで、さらに人気になっている様子です。
ショッピングモールのすぐそばにあるので、学生さん以外の利用も多いようです。

BKCも、先日ご紹介した中大もそうですが、学生さんたちは大学のそばというよりは、買い物や移動のことを考えて駅の近くの方に住みたがります。
そのせいか、最寄り駅の近くには学生向けの居酒屋なども多いのですが、瀬田は、やはりこちらでしょうか。

餃子の王将 瀬田店

ついにきました餃子の王将!!
これぞ関西!安くて美味しいは正義です!
餃子以外のメニューも充実していて、ランチも飲み会もどちらでも使えるのがいい感じ。京都の大学でも、王将がソウルフードのところは多いのでは?(…と、伏線を張っておく笑)

いかがでしたか?
追加のソウルフード情報、お待ちしています!

滋賀大学教育学部
長浜バイオ大学

次回はいよいよ京都市内に入っていきます!!


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