優秀なリーダーが陥る落とし穴～新しいポジションで大切なこと～
こんにちは！
人と組織を咲かせる人財育成コンサルタント
吉田裕児です。
新刊kindle出版のお知らせです。
優秀なリーダーが陥る落とし穴
～新しいポジションで大切なこと～
まえがきより
■結果だけを求めるとチームは崩壊する
最近、あんなに意欲的だったリーダーが、元気がないなと感じる場面を見かけないでしょうか。リーダーになりたてのころや新しいポジションでは、優秀なリーダーとして早く認めてもらいたいので、結果を出すことばかりに目が向かいます。
実は、建設現場の責任者をしていた私もその一人でした。結果を出すために正しいことを指示命令すれば、部下は動くと硬く信じていました。
だから、「何をやっているんだ。早く結果を出せ！」
「なんで言い訳するんだ！」
「そんなの自分で考えろ！」
「もっと考えて行動しろ！」と部下に言っていたのです。
ところが、あるときそんな私に嫌気を指したのか部下が失踪してしまったのです。さらに、協力業者もいなくなってしまい、現場は大赤字になってしまいます。人生初の挫折です。
もし、当時の私が望む結果（成功）の出し方を知っていれば、部下も現場も、そして私も嫌な思いをしなくて済んだかもしれないと、ともて後悔しています。志あるリーダーのあなたには、私のような挫折を経験して欲しくありません。
これからリーダーになる方、新しいポジションに異動される方に、私のように失敗しないために是非読んでいただきたい内容です。私の自戒を込めて、優秀なリーダーであるあなたが自信を失わず、目指すゴールを達成するための応援メッセージとして受け取っていただけると、著者としてこれほど嬉しいことはありません。
吉田裕児
目次
はじめに 結果だけを求めるとチームは崩壊する
０１ 組織が成功するための順番
１ 結果だけを先に求めると失敗する理由
２ なぜ、指示待ち・他責・反抗部下が生まれるのか
３ 優秀なリーダーが陥る落とし穴
４ 忘れてはいけない成功への順番
０２ 部下がやる気になる関係の質の高め方
１ 不安を安心に変えるリーダーの関心
２ 関係の質の六段階
３【⓪違いに気づかない】孤立と対立しか生まれない
４【①違いを知る】違いを知れば理解がはじまる
５【②相互受容】お互いの違いを受け止める
６【③相互理解】お互いを理解し合う
７【④相互信頼】お互いを信頼し合う
８【⑤真の信頼関係】信頼関係を築きビジョンの達成する
９ 部下に関心を持つための一つの提案『部下を知るシート』
０３ 組織の成功循環モデルの勘違い
１ 関係の質を高めることは仲良しになること？
２ リーダーは結果にコミットメントする人
３ 沈黙から本音の話がはじまる
０４ アイデアが閃く思考の質の高め方
１ チームのゴールという旗を掲げる
２ 部下一人一人の成長ゴールを決める
３ できそうなスモールゴールを決める
４ ゴールがノルマになると逆効果
０５ 部下が自主的に動き出す行動の質の高め方
１ 役割が決まると、成果を出したくなる
２ ゴール・条件・課題を明確に伝え任せる
３ 課題はメンバーへの期待
０６ 結果の質を高めるリーダーの三つの習慣
１ 任せることと放任することの違い
２ 指示待ち部下をつくる指示の出し過ぎ
３ 部下を安心させる進捗確認とフィードバック
４ 進捗が思わしくない時も受け止める
０７ 世界最強のチームになる関係の質の高め方
１ 一人ひとりのメンバーに光を当てる
２ 悪い結果も受け止める
３ フィードバックミーティングで新たな未来を描く
４ フィードバックミーティングで一体感を築く
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