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2歳児の「なぁに?」、4回続くと真理を突く

「〇〇はなぁに?」最近の息子の口癖だ。

朝のお散歩で、一緒に畑の方に向かう。目の前にはひまわり畑。

「見える?ひまわり畑だよ」
「わー!ひまわりはなぁに?」

こんな感じでいつもスタートする。

「ひまわりは黄色いお花だよ」
「きいろはなぁに?」
「いつも食べているオムレツの色だよ」

今回はすぐに満足したらしい。すぐに満足しないことも多い。

すると、「〇〇はなぁに?」はどんどん深まり、いつの間にやら誰にも分かったとは言えない真理に近づいていく。

さらにお散歩を続ける、雑草退治をしているご近所さんを発見。

「あ、お隣のお母さん、草取りしてるねぇ」
「へぇー!くさとりはなぁに?」
「雑草を取り除くことだよ」
「ざっそうはなぁに?」
「うーん、作っている作物以外の植物かなぁ」
「ふぅん、しょくぶつはなぁに?」
「えぇと、葉緑体を持っていて光と水と二酸化炭素でエネルギーを作れる生き物だよ」
「へぇ、いきものはなぁに?」
「うぅんと、生き物は自分で複製できるものかなぁ・・・(DNAを持っているものと言ってもいいのかなぁ?いやいや、ウィルスはDNAを持っていないものもいるし、あれウィルスは生き物に入ったんだっけ?福岡伸一の本では・・・)」
「ふくせいはなぁに?」
「そうだなぁ、自分と似たものをつくりだすことかなぁ・・・」

2歳児にして、身近な事象から生き物の真理にたどり着くまで質問を繰り返す息子。東大で博士号を取るまで研究したにも関わらず、2歳児の質問に苦労して答える僕。

最近の息子とのお散歩はいつもこんな感じだ。

息子の「なぁに?」に答えながら僕も学び続けよう。

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