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新米ダディの子育て日記

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つむぎ(長男)と櫂(次男)の日々の成長と新米ダディによる子育て日記
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#最近の学び

もうすぐ5歳の息子に「どうせぼくはだめなんでしょ」と言わせてしまった夜に

次男の櫂の成長が目覚ましい。 そして、ますます強くたくましくなってきた。 その結果、3歳上のお兄ちゃんであろうと果敢に攻撃を仕掛けていく。 ぼくの膝の上で、一緒に図鑑を眺めている櫂。 図鑑のARに興味を持ったつむぎが近づいてくる。 つむぎに対して、櫂は高く掲げた手を振り下ろす。 バシバシッ! 「今はぼくが見ているんだから来ないで!」と言わんばかりの攻撃だ。 もちろん、つむぎは嫌がる。 そんな2人を眺めて「たぶん、櫂がこうやるのは、日頃つむぎが同じことを櫂に対してやって

保育士さんにはすぐ分かるらしい、1歳の息子が好きな「パウパッチ」

先日初登園を果たした1歳の櫂。 最近、いろんな言葉を話すようになってきた。 気になるものを指さして「なぁに?」と聞くこともできるようになったので、この先どんどん言葉を覚えていきそうだ。 そんな息子がよく言っているのが、 「パウパッチ!」だ。 パウパッチが何を指しているかというと、どうやらアンパンマンのことらしい。 アンパンマンの絵本を見つけたら「パウパッチ!」。 アンパンマンのシールに気がついたら「パウパッチ!」。 アンパンマンのYouTubeが見たくなったら「パウパッ

北海道に移住&新規就農して5年経って気付いた、地域選びのポイント

ぼくらは移住して今年で5年目、新規就農して2年が経った。 就農して2年間の農業は、正直思い通りにはいっていない。 でも、本当に地域の人々には暖かく迎えてもらえていて、とにかく人に恵まれ、楽しく暮らしている。 なので移住してよかったなと日々感じている。 もちろん農業は、そろそろうまくいくように頑張らないとと思っている。 でも、もし万が一、農業がうまくいかなくても、ライターの仕事を頑張ってここで暮らしていきたいなとまで感じているのだ。 地域の方々が素敵な人ばかりだというの

ピュアな好意はちょっと迷惑を突破する、かもしれない

我が家に半年前に訪れた癒しの赤ちゃん櫂。その存在は、ぼく、幸枝さん、つむぎ、スピカの4人ぐらしに変化を及ぼした。 櫂はとにかく、つむぎとスピカが大好き。2人が近くにいるだけでニコニコしちゃうし、触りたいし、掴みたい。 そんな櫂に対する2人の反応は・・・。 ちょっと迷惑。 つむぎにとっての櫂は、それまで独占していたママを分けなければ行けない存在。そして、言葉も通じないし、なんだか寄ってきて掴んでくる。 スピカにとっての櫂は、突然家に現れた小さな存在。近くを通るとムギュ

子どもが与えてくれる非合理的な幸せ

長かった本州生活も今日が最後。明日の11日に、ぼくとスピカは北海道に戻ることになった。 また一人と一匹の独身生活が始まる。これからしばらく、ほとんど全ての時間を自分の考えたとおりに使うことができる。 遅れているライティングや研究レポートの仕事をすすめることもできるし、昨年の農業のまとめや、今年の農業の計画を立てることもできる。やるべきことを進めながら、気分転換にNetflixを見たり、久しぶりにPS4をやったっていい。そうそう、読みたいと思っていた本だって溜まっている。

青森は青森だと思っていたけど、場所によってすごく違うんだなと知った話

今日は幸枝さんの友人の家に家族4人で向かう。場所は青森県をクワガタだとすると右の角の付け根、小川原湖の直ぐ側だ。幸枝さんの実家がある八戸からだと30キロくらい北上した辺り。 「うちの息子と一緒に雪遊びしよう!」と誘ってもらったらしい。 「雪遊びなんてできるのかね?」幸枝さんに聞くと。 「あの辺りは結構積もってるみたいよ」とのこと。 八戸には全く雪が積もっていないが、小川原湖の方は違うらしい。同じ青森県の、同じ太平洋側。「本当に?」と思いながら車で向かう。 30分くらい

子育て中の、時間の需給バランス

長男のつむぎは風邪をぶり返すこともなく、無事に回復し保育園へ。そして、次男の櫂は午後から一ヶ月検診で、妻と一緒に病院。 病院に送り届けたのが1時、つむぎのお迎えは3時半。久しぶりに訪れたぼくひとりの時間だ。 パソコンと本をかばんに詰めて、病院近くのスターバックスに入る。今日は普通のコーヒーではなくキャラメルマキアートを注文。ぼくにとってはささやかな贅沢だ。 とりあえず、パソコンを開くでもなくスマホを片手にキャラメルマキアートを飲みながらダラダラ。飲み終えたら仕事に取り掛

帰る場所は、いつだって家族がいる場所

息子と妻を妻の実家がある八戸に送り出してから1ヶ月半。ぼくもついに美幌を離れる日が来た。長かったような、あっという間だったような時間が過ぎ、久しぶりにスマホ越しではない家族と会える。 しかし、目の前にはまだ全然片付いていない我が家がある。敷地の各所には農機具が散らばっている。ビニールハウスにも雪対策のポールを立てたい。むろの中には販売を待っているさつまいもが。荷造だってできていない。 これは、飛行機に間に合うのか・・・。 朝6時、スライドが半分くらいできていないまま講演

2021年の末になって、世界のナベアツの凄さを理解した話

 最近、2歳半の息子、つむぎにすごく好評なモノマネがある。それが、世界のナベアツの「3の倍数と3がつく数字のときだけアホになる男」だ。2021年の末にもなるという時期に突然のブーム再来だ。  車に乗って移動していると不意に、「〇〇どこぉー!1、2、3して!」とつむぎが言い出す。乗車時間が退屈で、あとどのくらいか知りたいという意味で言っているようだ。つむぎ王子の第二家来こと僕が「1、2、3、・・・・」と数えだす。ちなみに第一家来はもちろん幸枝さんだ。  しばらくはなんの工夫

妻と息子がいない夜、本当にいつも一緒にいたことに気づく

 幸枝さんがつむぎを連れて友達の家に泊まりに行く日。本当に久しぶりに一人の時間だ。思えば、二人と離れるのは一昨年の1月に泊りがけのセミナーに行った時以来かもしれない。  「さて、何しよう?」とちょっとワクワクしながら街に向かう。    免許を北海道に忘れてきた僕は、街までの道をザッザッザッと歩きながら考える。しかし、二人がいないと特にやりたいことも思いつかない。いつもつむぎが遊べる場所、喜びそうな場所ばかり考えていたからなぁ・・・。  結局、パソコンを開いて仕事でもするか

「ありがとう」がうまく伝えられない

最近なんだか夫婦の間が少しギクシャクしている。 早朝、息子と起きてくる妻。見るからに疲れている、朝からなんだか暗い雰囲気を漂わせている。 連日の猛暑の中の農作業、元気爆発、食欲爆発のままイヤイヤ期を迎えている息子。 本当に「お疲れ様」だ。 ただ、そんな様子を見ると、僕の方も暗くなってくる。自然、会話も弾まない。 こうなってしまうとなにもかもうまく回らない。「疲れているなら休んだら?」「つむぎと外に行ってくるよ」。あれこれ負担をへらそうとしてみても、なにか違うらしい、

「ドリルを買う人が欲しいのは『穴』である」を町の電気屋さんから学んだ話

日本列島の北のはて、にもかかわらずオホーツク地方は意外と暑い。ちょっと内陸に入った、北見、美幌、津別辺りはかなり暑い。ぼくらが住んでいる美幌はつい最近、その日の国内最高気温を叩き出したばかりだ。 まあ、気温の測定値が高かったとしても湿度は低めでカラッとしている。アスファルトの照り返しがあり、湿度も高い東京での暮らしに比べれば暑さはほとんど気にならない。オフィスから一歩外に出ると、「あれ?ここはサウナかな?スーツのままサウナに入るのはきついなぁ・・・。」という東京の熱さは今も

子育て支援センターの子育て講座に参加してみた

 子育て支援センターで開催された、子育て講座に参加してみた。  テーマは「親子が笑顔であるために」。子供の発達について、丁寧でわかりやすく内容だった。日々つむぎの成長を見ているせいか、なるほどなぁと感じることもあるし、驚くこともあった。 想像以上に時間がかかる心の成長  最初の話は子どもの心の成長について。なんと、子供が感情をコントロールできるのは小4くらいからとのこと。それまでは親がいくら叱ったところで、子供は自分をコントロールできないらしい。2歳児くらいまでは「大好