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不仲な夫婦ほど年子が多い理由を考えてみた

「旦那むかつく!ATM!顔も見たくない!」「嫁と別れる、地獄に落ちろ!」そんなつぶやきをSNSでよく目にする。
「離婚について考えています!」といった内容も多く、暴力や経済的DVの被害報告も珍しくない。

いつ離婚するのかな・・・そう思ってチェックしていたら、まさかの「新しい命を授かりました」の逆転結果。
そのような夫婦に限って、年子だったりする。
おめでたいことなのだが、何故ムカつく相手と避妊なしのセックスをすることができるのか不思議でならない。
今回は、筆者の意見を交えながら考察していきたいと思う。

産後の女性の身体

多くの方がご存知の通り、大変な出産を乗り越えた女性の身体はボロボロである。
交通事故に例えると、全治3カ月ほどといわれるほど。
”産後1年は子宮を休ませましょう”と、産院の退院診察で伝えられるくらいのダメージなのだ。
それに加え、赤ちゃんの世話でまともな睡眠もとれない。
心身共に限界近くまで来ている母親は、ちょっとしたことでもイライラしてしまうことも多い。
ヒステリックになってしまい、まともな話し合いも難しいということも少なくない。
特に初産だと男性のほうも女性の変化に戸惑いが隠しきれず、衝突してしまうことが多いようだ。

不仲夫婦の年子は、その時の感情で動く二人がくっついた結果

愚痴をSNSに垂れ流している人ほど、産後1年を待たずして妊娠をする。
それは何故なのだろうか。

筆者としては、感情的な性格の二人が夫婦になったことが一番の理由だと考える。
感情的になりやすいからムカつくことはすぐに吐き出さなくては気が済まない、相手にすぐ伝えなくてはイライラが収まらない。
冷静な話し合いができない二人だから、感情論で言い合いをする。
女性のほうが口が達者なため、男性は言い負かされてしまう。
そこで暴力などの物理攻撃がやってくる。
「もう離婚!」きっと大声で泣き叫び、ヒステリックになりながら騒ぐ。

数日経過すると、お互いが冷却期間に入る。
「言い過ぎてしまった」「一人になるのが寂しい」などの突然襲い掛かる不安から、相手を求めに行ってしまう。
寂しい・不安などの情緒不安定な感情をお互いが持ち合っているため、相手に対して高い要求で愛情を確認する。
それが、避妊なしのセックスではないだろうか。
女性の身体を休める必要があるといったことや、相手のことをボロクソにいった事実はセックス中は忘れてしまう。
感情の赴くままの肉体的精神的なセックスは、二人の仲を修復させるのだ。

結局は”似た者同士”が夫婦になる

喧嘩を繰り返す夫婦は、セックスをきっかけに関係がリセットされる。
”心の底から嫌い”だったのは一瞬なだけなのだ。
動物的な要素が強い二人なのだろう。
このような夫婦から夫婦仲について相談されたとしても深刻に受け止める必要はない。

夫婦は似たような性格の二人がくっつく。
当事者たちからすると「こんな最低な人間と結婚した自分は可哀想」と思うかもしれないが、第三者からすると似たもの夫婦だと思われているに違いない。
まさに【割れ鍋に綴じ蓋】である。


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