その瞬間の「あったー！」が楽しい（2020年4月14日）

毎朝のコーヒーを淹れるのは私の役目だ。

今朝は父が庭仕事をしていたので、庭に出て「お父さん、コーヒー入ったよ」と呼びかけると、父は「わっ！」と飛び上がって驚いた。

先日は母も、玄関に入ったらたまたま目の前に父が立っていて、「わっ！」と飛び上がって驚いていた。

うちの人たちは驚きすぎる。私もよく驚くので、遺伝だろうか。

台所の窓から見える木にかっこいい野鳥がいて、母が「キレンジャクよ！」とはしゃいでいた。目の上にシュッとした羽が生えている。

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編集さんに出していたエッセイのネタが通った。

仕事でエッセイを書くとき、まずは「ネタが通るか」が第一関門だ。書きたいことを自由に書いてるわけじゃないよ。

編集さんに「〇〇について、なにかエピソードありますか？」と聞かれたとき、はじめは「どうしよう、なんにもない！」と思っても、お風呂の中でじっくり過去を振り返ると何かしら思い出したりする。

その瞬間の「あったー！」が楽しい。見つかるまで海馬との戦いですが。

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仕事する。

途中、気分転換にnoteを書く。仕事でボツになった原稿、少し短くしてnoteで公開することにした（編集さんの許可はとってある）。乞うご期待！

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眠くて眠くて何もできなくなる。生理痛と貧血もあって、思うように動けない。

「ちょっと仮眠とればスッキリするかな」と布団に入って目を閉じるが、眠れない。しかし、起き出して何かしようとするとフラフラする。

だんだん仕事やコロナのことで不安が募り、泣きたくなって夫に電話した。

一日一回は、不安で不安で気が狂いそうになる。自分のことも不安だし、まわりに失業しかけている人たちがいることも苦しい。

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YouTubeで動物の動画を見ていたら、だんだん気持ちが落ち着いてきた。精神安定剤。

このチャンネル、「保護猫が、猫か犬のいる家庭に引き取られ、先住動物に優しく受け入れられる」動画がたくさんある。それがすごく好き。

いつか犬を飼うなら、犬を２匹か、犬と猫を１匹ずつ飼いたい。仲良しに育てれば、私と夫が留守のときも寂しくないだろうし。

でも、実家にいた犬はとんでもなくワガママで甘えん坊だったので、もしあとから新入りが来ても、仲良くできなかったんじゃないか。先住動物と新入りが仲良くなれなかったら、どうしたらいいのだろう……。

【お知らせ】
この日記ですが、2020年4月23日ぶんからはマガジン『架空の犬をなでる日々』に収録されます。引き続き読みたい方は、こちらをご購読ください。

架空の犬をなでる日々｜吉玉サキ｜note

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