吉田皓一

ジーリーメディアグループ代表です。日台観光&貿易、日本酒輸出促進。ラジオDJ、…

吉田皓一

ジーリーメディアグループ代表です。日台観光&貿易、日本酒輸出促進。ラジオDJ、中国語YouTuber等。日台法人とも100%株主。 防衛大(中退)→慶應(経済・1留)→朝日放送(3年)→台湾で起業して9年。会社経営の事、台湾はじめ中華圏関連お役立ち情報、中国語学習等書きます。

最近の記事

中華圏進出時の社名・サービス名の付け方

斎藤佑樹さんが新会社を設立し、社名を「株式会社斎藤佑樹」にしたそうです。なんとも直球なネーミングですが、自分が売り物だという意味では、最適な社名だと思います。 社名の付け方というのは、本当に悩ましいものです。ベタな名前だと他社が既に使っている場合が多数でgoogle検索で埋もれてしまう、かと言って奇をてらいすぎると取引先に訝られたり、採用に支障をきたします。 何より、社名は一度決めたらそう簡単には変えられません。社名変更には税務署や労基署への申請のほか、取引先や金融機関へ

    • 親の七光り!?2代目社長もツラいよ...

      私が防衛大学校を中退して慶應義塾大学に再入学した時に最も驚いたのが、学内に社長令息や社長令嬢がとても多かったことだ。慶應はまぁ、そういう人たちが多いのだろうなというイメージはあったが、それはまことだった。前年に在籍した防衛大はもちろんのこと、高校でも中学でも、こんなに"親が社長"比率の高い環境は初めてだった。彼ら彼女らはいわゆる"ボンボン"や"オジョー"。私のような奈良の田舎侍であり、防衛大で自衛隊教育を受けていた人間からしたら、それはもう育ちの良さが際立っていた。下からエス

      • 大企業で疲弊してるなら、会社買いませんか。

        エリートが疲弊している。子供の頃から神童と礼賛され、厳しい受験競争を勝ち抜き、周囲からの羨望の眼差しをほしいままにしていたはずの人たちが、大人になって「社畜」と揶揄され、大企業で強烈なストレスに晒され、苦しんでいる。いっぽう、幼少期にはろくに勉強もせず、放蕩の限りを尽くし遊び呆けていた人たちが、今になって起業したりYouTuberになったり、一躍脚光を浴び、成功を収め、自由に生きている。子供の頃、受験エリートが小馬鹿にしていたはずの人たちが、いつの間にか皆からチヤホヤされ、逆

        • オフィス機能の充実より分散に投資しよう

          当社東京オフィスは渋谷区にあります。そう言うと今風のITベンチャーっぽく聞こえるかも知れませんが、渋谷の洗練されたイメージとは程遠い雑居ビルです(←大家さんすみません.....)。 創業以来ずっとこの物件にお世話になっています。およそ築半世紀、鉄筋の頑丈なしつらえではありますが、窓はガタピシ、入り口は昼も薄暗く、数年前にペンキを塗り直したとは言え(←大家さんありがとうございました.....!!)、古さが隠せません。 でも、それを補って余りあるメリットが、多数あります。なか

        中華圏進出時の社名・サービス名の付け方

          コロナを口実に、コンフォートゾーンに収まってました。

          先日、学生時代以来の居酒屋店員アルバイトという新たな体験を契機に、ふと気付きました。 最近、新しい事してない、全然自分自身が変化してないなぁと。もっと言うと、コロナにより海外に行けなくなった事で、約2年のあいだコンフォートゾーンに引きこもってしまっている気がしてます。どこにいっても日本語が通じて、清潔で安全で、なに不自由ない日本。本当に快適ですが、このままではそこに安住し切ってしまいかねません。 その環境に感謝するのも大事かも知れませんが、ずっとここにいたらダメだなという

          コロナを口実に、コンフォートゾーンに収まってました。

          社長業9年、居酒屋バイトしてみました。

          昨夜は、いつも店主さんと懇意にさせていただいてる札幌の人気おばんざい居酒屋で、一日限定アルバイトをさせていただきました。 結論、めっっっちゃ学ぶところ大でした!会社経営9年目、普段は組織の指揮・統率、いわゆるリーダーシップについて考える事が多く、現場の末端で指示に基づいて動くフォロワーシップについては疎かになりがちです。 アルバイト店員として、とにかく献身的に動く事、先回りする事を意識して、6時間休みなく走りきりました。日頃、会社に来てもふらふらとオフィスを徘徊し、社員に

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          テレビCMの値付けの仕組みを考える

          テレビスポットの価格は、広告代理店各社からの見積もり依頼に基づいて、各局の担当スポットデスクによって値付けされます。当然価格はブラックボックス化され、最も安い価格をつけた局がそのキャンペーンを受注します。つまり官公庁の競合入札と同じような手続きが行われます。ルールも競合入札と同様で、 1.各局はお互いの提示価格を知ることはできない 2.入札は一度だけで、提示価格の出し直し・あと出しはできない(ファーストプライス・オークション) という原則で行われることが多いです。一見公

          テレビCMの値付けの仕組みを考える