【メジャ就 4/25】 スポーツ・ビジネスという仕事(1)

アメリカの球団経営の実際

アメリカには美しくデザインされたものが3つある。合衆国憲法、ジャズ、そしてベースボールだ。
——ジェラルド・アーリー(作家)

こんな言葉が生まれるほど、アメリカにおいて野球は特別な存在です。

あの何事にも「フェア」を重んじる国柄にもかかわらず、MLBだけはアメリカ連邦裁判所によって反トラスト法(独占禁止法)の適用から除外されているほどです。

アメリカ人は野球のことを特別に“national pastime”(国民的娯楽)と呼んでいます。

それほど野球、そしてスポーツは市民生活に欠かせないものであり、彼らの生活に根ざした偉大な文化となっています。

そんな環境の中、MLBを始めとするプロスポーツの各球団は、そこにはオーナーやオーナー企業がいるにもかかわらず、地元市民にとっては自分たちの「共有財産」という意識が強いのです。

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