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ブレネー・ブラウン 勇気を出して

アフター コロナ 12日目。
コロナ療養中、NETFLIXでブレネー・ブラウンのドキュメンタリー映画を見てメンタルヘルス向上にとって糧となる考えや言葉が多くあったのでシェアしたいと思う。

ブレネー・ブラウンは
ヒューストン大学ソーシャルワーク大学院の研究者で
勇気・心の弱さ・恥・共感について研究していて、
映画の中でも「勇気と恥の研究者」と言っています。

僕がこの映画で心に残ったのは

本当の”勇気”は「弱さ」(ありのままの自分)を認め、それをさらすこと。

つまり”観客席にいる鎧をつけた自分”を
”鎧を脱いでありのままな無防備な状態”にして
競技場に立たせること。

結果を左右できなくても立つこと。
恥をかくかもしれないけれど
今のままの自分で何も持たずにただ立つこと。
間違ったり、失敗するかもしれないけれど本音をさらすこと。

これをスタートとして、
悩みを乗り越え、幸せ(愛・感謝・喜び・絆)を
真に実感できるようになる。

今、壁にぶち当たっている人、
うまく行っていない人、
悩みがあってなかなか解決してない人、
モチベーションダウンしている人

は今、観客席にいて、プレイヤー(他人の人生)を見ている状態の可能性が高い

競技場のプレイヤーを応援しているかもしれないが、
批評や批判、罵声を浴びせているかもしれない。その確率が高い。

是非、弱い自分をさらけ出す=本音の意見を言うというアプローチで
競技場へ降りていってプレイヤーになってほしい。

弱さ=弱点 ではなく、
勇気を出すためのトリガーとして、
あなたの問題を解決する第一歩になる。

ということ。

と受け取った。

映画の中で繰り返し、無防備になることが大事だと説いてます。

無防備=Unprotected

逆はprotectedつまり、鎧をつけた状態。
鎧をつけて安全なところにいる状態。
プライドという名の鎧を身にまとっている状態。

まさに、Pride Armor!

この状態は変化やリスクは少なく、
他者からの非難や失敗もない。

まあいっか、やめとこう。失敗するよりまし。
今度でいいや。時期が来たらにしよう。
誰かがやってくれるだろう。

そうやって、競技場に足を踏み入れず、
安い観客席に座るだけの人が大勢いる。

自分は一切身をさらさず、非難と批判、
罵声を観客席から浴びせる人。

または沈黙の人も同じ。

鎧をまとうことは安全で失敗がない代わり、
プレイヤーである他人の人生の観客であることに過ぎない。

そういう人は
常に冷めていて、攻撃されない一歩引いた他人の後ろに身を隠し、
距離感を保ち、すかして、しけた面して日々を流して生きている。

これが何を意味するかというと、
その人自身が抱えている課題や悩み、
苦悩に対しても同じアプローチで観客席にいる状態を意味する。

この状態で悩みや課題が解決するはずがない。

悩みを解決しようと思ったら、まずありのままの今の自分を認め、
その弱さをさらけ出して、競技場へ降りていく必要がある

競技場に立つのは怖いし、危険を伴う。
他者からの批判も浴びるし、必ず叩かれる。
大きな失敗をするかもしれず、胸が張り裂ける可能性も高い。

批評家にかまうな。
欠点を指摘したり、上げ足をとる人など。
賞賛に値するのは競技場に立つもののみ。
誇りと汗と血にまみれて勇ましく闘う者。
いくら負けが重なり、最後には勝利せずとも果敢なる挑戦をした者。
結果を左右できなくても大事なのは出場する勇気。

でも同時に同じ課題や悩みを持つプレイヤーとの絆が出来、手を差し伸べてくれる仲間が必ず現れる。
飛び込めば絶対に一人ではなくなる。

観客席にいた時にはこういう仲間は絶対に現れない。孤独のまま。

ありのままを見せないと愛されない

ありのままを見せれば必ず助けてくれる仲間が現れる。
これが第一歩にして最大の前進になる。

だから、”快適さ”よりありのままをさらけ出す勇気を選んでいこう。
明日はわからないがまずは今日は勇敢に生きてみることで、
悩みや課題は過去のものとして完了する可能性が高くなる。

思ったことが言えると過去を振り返らなくなる

本音を晒すことで自分の過去みんなの前で完了させることが出来ることを意味する。

闘い抜いて自分を好きになった。

競技場へ降りて闘い抜くことで自分の弱さと向き合い、より自分のことが分かり、そんな自分が好きになれるし、同時に仲間からも好きになってもらえる。

無防備になるのは怖いし、危険を感じる。
でもそれよりもっと怖いのは人生の終わりにこう自分に聞くこと。
「もし出場していたら?」
「愛していると言っていたら?」
「とびこんでいたら?」

勇気をもってプライドアーマーを脱いで、自分の人生という競技場へ降りてプレイヤーとして出場しましょう。

僕も出場し続けます。

最後に、
このプライドアーマーはまとっていること自体に気づくのに何かのきっかけが必要な場合が多く、きっかけがないと一生気づかない可能性もある。

ただし、長期間悩みが続いている場合はこの鎧を纏っている可能性が高いと考えて、カウンセリングやセミナーなどを受けて自身にトリガーを与えると良いと思う。

そして、気づいたとしてもこの鎧(プライドアーマー)は脱ぐのがとても難しい。
具体的な脱ぎ方がわからない場合もあると思う。

そんな時は日常の小さなことから言葉に出してアウトプットすることを習慣にすることで徐々に小さな勇気をつけれると思うのでしばらく続けてみると視界が開けてくるかもしれないので試してみて欲しい。

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