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入試本番の緊張について語りたい

この記事では入試本番を僕がどのようなメンタルで乗り切ったのか書いていく。自慢ではないが、僕は共通テスト・二次試験ともに自己ベストを出すことが出来た。ベストを出せるメンタル管理を共有出来たらなと思う。


緊張は良いことである

まず、前提として緊張は良いことであると思ってほしい。一つ目に、緊張とは自分が乗り越えられるかどうかギリギリの場面でするものだと思う。ゆえに、絶対に受かるようなレベルの大学の入試を受けてもほとんど緊張はしないだろう。緊張をする時点であなたは志望校に太刀打ちできるほどの実力と自信をつけているのだ。まずは、そこまで努力できた自分を褒めよう。二つ目に、緊張とは体がベストを出そうとしている状態であるということだ。脈拍は早くなり、体に大きくストレスがかかる。これは体が最大のパフォーマンスを出そうとしているサインなのだ。
 このような緊張を受け入れて最大限利用することが出来たならばベストパフォーマンスが出せると思えてくるはずだ。

極度の緊張状態の対処法

とは言っても、試験本番は何が起こるか分からない。呼吸も苦しくなるほどの緊張状態に陥ることもあるだろう。このようなときは、いったんペンを置いて深呼吸をしよう。焦る必要はない。次に、周りを見渡してみよう。ページをめくる音、ペンを走らせる音に注意を向けよう。少し落ち着いたら、最後に心の中で一言「よし、やるぞ。」と自分を鼓舞して問題にとりかかろう。
 また、極度の緊張状態に陥りにくいマインドも紹介しよう。それは「その時のベストを出す」ことに徹することだ。どれだけ体調が悪くても、どれだけペースを崩されてもその時々のベストを出すことだけを考えよう。この時大事なのが、テストの点数(結果)を想像しないことだ。「この問題落としたら○○点かな…」「目標点に届かないかも…」とかは絶対に考えてはいけない。結果に執着しすぎるとその思考があなたの集中をそらす。「ミスってもいいからとりあえず全ての問題を全力で解いてみよう」くらいの気持ちで解き進めてほしい。第一、大事なのは点数ではなく偏差値だ。その時のテストが難しいならいくら点数が低くても相対的には高得点になる可能性がある。このことを頭に入れて、そのテストにおいてベストを出すことに尽力してほしい。

試験前日眠れない問題

最後に、試験当日ではなく試験前日の緊張についても話したい。「試験前日眠れない問題」だ。これは実際に僕も経験した問題だ。
 共通テスト前日、22時頃に寝床についたが、深夜1時前まで3時間近く眠れずとてもつらかったのを覚えている。二次試験前日は天神のホテルで下宿したが、慣れない環境にやはりなかなか寝付けず…。1時間ごとに目が覚めるという生き地獄を体験した…笑。
 このように極度の緊張症の僕であるが、試験本番では自己ベストを出すことが出来た。ここで言いたいのが、1日2日眠れなかったくらいで大して問題はないということだ。先ほども述べた通り緊張は良いものだ。本気で努力したからするものなのである。受け入れて眠れないことくらいどうってことないと思って夜を越そう。漫画や小説や参考書などを眠くなるまで読むのもありだと思う。
 当日どうしても睡魔に襲われるということであれば移動時間や試験の休み時間に仮眠を取ろう。目をつむるだけでも脳は休まる。これでなんとか試験を乗り切ろう。
 



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