初心に帰ろう
心掛けていても、いつの間にか忘れてしまう。
決まって思い出す時は、何か「こと」が起こった時。
大事だ大事だとは思っていてもやっぱり忘れちゃうんですよね。
そして、やってしまって気付くこと。
自分もかなりやってしまって来ました。
いわゆる調子に乗ってやってしまうタイプです。
歳を重ねてくればその重みに気付き、その回数は減ってきます。
感謝の気持ちだって月日が経てば当たり前になってることもあるかもしれません。
絶対に忘れてはならないことなのに。
最近は特に思います。
新しいことにどんどん挑戦していくと、最初の頃に始めていたことが惰性で動いてしまってて。
自分のことでもそうなのだから、誰かに任せたことなら尚更そこが気になります。
大抵の人は新しいことを始めるのにも抵抗があり、それを継続させるのも大変で、気付けば元に戻って何も変わらなかった、なんてこともよくあります。
それが個人的なことならまだしも、会社でのことなら重要な問題にも発展しかねません。
やり始めた頃の熱い気持ちは時が経てば冷めてくることもあります。
その時は必要で重要なことにも関わらず。
物事や行動、動作には全てに意味があります。
ただやっているだけ。
と、その意味を考え、そのためのベストな方法を編み出しながらやるのでは雲泥の差。
その時の結果は同じでも未来の結果は大違い。
それをする意味を忘れてはいけません。
とは言っても、これは人によりけりで、僕は妻の朋佳にこれを求めていません。
アーティストは計算や能率や効率よりも感性が何よりも大事だから。
こないだセブンイレブンで久しぶりにコーヒーを買った時、僕はラージサイズで朋佳はレギュラーサイズを頼みました。
驚いたことにお会計をしている間に朋佳がラージサイズから先にマシンに入れていたのです。
量が多い方から先に入れると出来上がりは同じぐらいの時間になりますよね。
本来ならばこんなことも考えなかったはずなのにちょっと成長していて逆に心配になってしまいます。。
何事にもやり始めるための気持ちや理由が有り、それを時には人に引き継がなければなりません。
組織だったら自分の仕事を任せて次に進みながら成長していきます。
自分と同じ熱量を持てなくても、やっぱり熱く伝えることは必要で、いかに大事かを落とし込むか。
自分がやり始めた頃のように。
「初心忘るべからず」って深いです。