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【龍が如く0】桐生一馬のセリフが心に残っています

ファン歴は浅いですが、龍が如くシリーズが大好きです。これまでに龍が如く0、極1、極2、維新、7をプレイしました。

登場人物のキャラが濃くて魅力的なのはもちろん、引き込まれるメインストーリーや、おふざけと笑いが満載のサブストーリー。それなのに、たまにホロリとさせにくる。肝心のアクションゲームもほぼ初心者の私でも楽しめる内容で、やりはじめるとなかなか終われません。ちなみに7はRPGでしたがこれも最高でした。

つい長くなってしまいそうなので、前置きはここらへんにしておきます。

ゲームの中で心に残っている名言があります。龍が如く0で桐生一馬が、長らく不遇の道を歩んできたヒロインに言ったセリフです。(桐生一馬は0から6までの主人公で圧倒的なカリスマ性を持っており、のちに「伝説の龍」と呼ばれる男。0は彼が二十歳ぐらいの話です)


長いこと暗い道を歩いてると……
この先もずっと暗いもんだと思っちまう
前に進むことがイヤになる
自分の道がこの先どうなってるか分かってるやつなんてこの世にひとりもいねえ
俺らにできるのは
立ち止まって泣くか
一歩でも前に進むかのふたつだけだ
あんたはどっちでも好きな方を選んでいい
入り口までは 俺が案内してやる


二十歳のセリフとは思えないし、ゲームの中のセリフだけにしておくのがもったいない。私も、もっと若い時にこんなふうに言われてみたかった。できればcv.黒田崇矢さんの艶っぽい声でお願いしたい。

はじめて聞いたとき、いろんな思いが駆け巡りました。


人が生きていくうえで「環境が与える影響」というものはあまりにも大きいと思っています。その中でも「生まれ育った環境」というのは、とりわけ影響があると。

このヒロインは中国残留孤児2世で、中国にも日本にも居場所がありませんでした。お世辞にも恵まれているとは言えない環境で、さらに、さまざまな苦難に見舞われます。そんな経験が当たり前のように続いたら、お先真っ暗な気持ちになって、なかなか前を向くことができなくなってしまいすよね。

いつまでつづくんだろう?この先も同じかな、って。                  (なんか分かるな、これ…)

でも違う、同じじゃない。これまでは苦しいことばかりだったかもしれないけど、これから進んでいく道は何も決まってないし、自分で決めて選んでいくことができるんだよね。

私は立ち止まって泣くことも、悪いことじゃないと思います。泣くことが癒やしにつながることもあるから。だけどずっと立ち止まっていないで、泣きながらでもいいから一歩でも前に進めばいいんだ。そんなふうに解釈しています。

もし今、このヒロインと同じような人がいたら、この言葉を届けたいです。正直、子どもの頃は選べないと思います。でも大人になってもなお、苦しんでいるひとがいたら、「そこに居ることも、前に進むのも自分で選べるんだよ」って。

それにしてもいいこと言うな、桐生ちゃん。

ありがとう、桐生ちゃん。


最後に、木村拓哉さんが出演しているスピンオフ作品「ジャッジアイズ」「ロストジャッジメント」もとにかく面白いです。とくにジャッジアイズは映画を観ているような気分でした。アクションもカッコイイです。さすが、キムが如くですね。

お読みいただきありがとうございました😊


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