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三年目

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2021年の詩まとめ
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2021年9月の記事一覧

autumn

autumn

真夜中の雨、きらきらしてるから、サンダルひっかけて浴びにいっても良いとおもえたんだよ、だれにも読まれない日記、遺書みたい、世界から消えたい度に鉛筆で綴ったコピー用紙一枚分の遺書はすべて燃えるごみになりました、わたしは2Bの芯と一緒にゆっくりと確実にすり減って死んでゆく、日記帳はすべて燃やして焼き芋をつくりましょう、夕焼け眺めながらきみと食べたい、秋は寂しい季節だねって、みんなそう思っているから正し

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放課後の音楽室
試験期間で部活動は停止中
文化部なのに体育会系面する吹奏楽部のマウントが苦手です
合唱祭の伴奏はみんながちやほやしてきてピアノが嫌いになりかけたよ
ピアノの鍵盤にそっと ひとさしゆびを
わたしだけがまあるい音に包まれて世界にひとりぼっち
空気が震えてわたしも呼吸して
このままこの音と一緒に窓から流れて消えてしまいたかった
言葉よりも音は自由で不完全で美しいから
島村楽器に寄り道して

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ほんもの

ほんもの

きみは居心地が良いひとって言うと、それは相手が我慢してるからだよって誰かが刺してくるし、みんな違ってみんないい党は主張が強すぎてそれが正義だって受け入れないと刺してくるしみんな自分が自分がって相手を刺して刺されてわけがわからない、ほんもの なんて誰も知らないくせに、ほんものを求めたり貶したり、にせもののわたしたちはいつまでも、ほんもの未満に恋してる、相手にばかり穏やかさを求めてるけれど、君のその言

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