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Vol.30『#教えて先輩パパとママ 独自インタビュー 『産後の夫婦円満の秘訣(2)』

❁この記事を書いたきっかけ❁

『産後の夫婦は仲が悪くなる、もしくは恋人のような愛情がなくなると聞いた。自分はそうなりたくないので、産後も夫婦が円満になるための秘訣を教えてほしい』

 あるプレパパさんからこんなメッセージを受けた私は、これまで得てきた知見を元に『産後の夫婦円満の秘訣』について記事を書きました。
けれど、書いている中で湧いてきたのは、“専門的知識だけじゃ、読者の方はきっと物足りない!!実際に産褥期を乗り越えた夫婦にインタビューしてみたい!!“という想いでした。そして、”夫婦円満“と聞いてパッと顔が思い浮かんだご夫婦に話を聴くことにしました。今回はその第2弾です^^

❁インタビュー❁

今回ご紹介するのは、結婚4年目のK夫妻。現在1歳5カ月の女の子の育児に奮闘されています。

―お子さんが出来たと分かった時、どんな想いや気持ちが芽生えましたか?―
嬉しかったです!!主人とは子ども向けのキャンプで出逢い、主人の子どもへの接し方が素敵だなと思ったのもあって、実際に子どもができたらどうなるか楽しみという気持ちがありました。

―それは素敵ですね!お子さんが生まれる前と生まれた後とで変わったことは何ですか?―
1番大きく変わったのは、不可抗力的に第一位に赤ちゃんのことをやったり考えたりすることです。トイレに行っている間も、寝ている間も我が子が何をしているかが第一に気になります。それは主人も同じで、帰ってくると開口一番に「今日、〇〇ちゃんどうだった?」と聞いてきます。

―親になると、子どもが1番になるというのはよく聞きますが、やはりそうなのですね!続いて、Kさんが産褥期をどのように過ごされたか教えてください。-
・過ごした場所
生後2か月までは実家に帰っていました。あとは主人が不在の時も帰省しています。

・ヘルプしてくれた人
掃除、洗濯、炊事は実家の母と姉です。
お風呂とオムツ替えは主人がしてくれました。

・1番きつかったこと
おっぱいがとにかく痛くて授乳が大変でした。
ホルモンのせいか分かりませんが、退院した日に乳腺炎になり、40度の発熱がありました。おっぱいが岩みたいにガチガチになって、主人から「そんな状態のおっぱいを飲んで大丈夫なの?」と言われ、カチンときました。
あとは、ちょっとしたことでイライラしていましたね。子どもが生まれて2~3カ月経ったくらいの時に、主人から「Kちゃん笑顔が減ったよね。やっぱり育児って大変なんだね。」と言われ、“私、そうなんだ”と思ったことがあります。自分でも気づいていなかったんですね。
あとは子どもを19時に寝かしつけて自分もそのまま寝て、主人が帰宅する時間に起きて話したので、単純に眠かったというのもあります。寝起きに笑顔は出来ないですよね(笑)子どもが生まれる前は二人きりだったけれど、赤ちゃんの世話をして疲れるとそこまで気が回らないというのもあります。ただ、主人に言われてからは二人の関係性をよくするためにも笑顔で話すようにしています。

・工夫したこと
実家にいた時は交通の便が良いこともあって、友達に会いに来てもらい、リフレッシュしていました。赤ちゃんと二人きりでいるのは不安なので、誰かがいてくれるというのはとても安心感がありました。
自宅に帰ってからはハローベビーサポート(産前産後のヘルパー)を利用していました。2時間で10品も作り置きしてくれるので、4日間は何も作らなくても生き延びられました。

・嬉しかったこと
主人が積極的にオムツ替えをしてくれたことと、「寝かしつけする」と言ってくれたことです。子どもが1時間近く泣いていた時、20分程で音を上げると思ったけれど、ガンバって最後まで寝かしつけてくれたのは嬉しかったですね。
あとは、食事を作る余裕が無かった時に料理してくれました。
最初の頃は赤ちゃんの足は細いし息をしているのかと寝息を確かめていましたから、二人きりだと不安で、早めに帰って来てくれるだけで嬉しかったです。

―夫婦円満であるために、大切にしていることがあれば教えてください。―夕食時によく話しています。「今日はどうだった?」とか。
最近主人がオンラインでよく話しているのですが、それを聴いていて「良いね」と返したりもしています。
あとは主人がご飯を作ったら私が洗い物をして、自分がご飯を作ったら主人が洗い物するとか、片方に負担が掛からないようにバランスを取っています。

―それは結婚する時に二人で決めたのですか?―
特に決めた訳ではありませんが、主人もうちも実家の父が亭主関白で厳しくて、家事をしないお父さんだったので、主人はそれを意識しているのかもしれません。
あとは共働きというのもありますよね。片方が家事を全部やるのはバランス取れませんし。主人はどちらかというと女性的なので、気を配るのが苦でないというのもあると思います。

―私の主人も似たような所があります。ボタンが取れた時は自分で縫っていますし(笑)では、これから出産を迎えるパパとママへのメッセージをお願いします!―
0歳台は一瞬で終わるから、楽しいことも楽しんで、辛いことも楽しんでほしいと思います。
「やべー、こんなに寝られないんだ。アハハ。」
「やべー、授乳ってこんなに痛いんだ。アハハ。」
といったように。
過ぎてしまえば一瞬です。そんなに思いつめずに楽しんでほしいですね。

―それくらいに思えたら良いですよね。楽しむコツがあれば教えてください。―
ずばり、他人を頼ることです。
母親は“私がやらないと誰がやるの?”というテンションでいるけれど、赤ちゃんはママじゃなきゃいけない部分もあるけれど、そうじゃない部分もある。周りの人も助けたいと思っているし、周りを頼って大丈夫です!

―“周りの人も助けたいと思っている”というのはその通りだと思います。
“頼る”というのは、特に日本のお母さんは苦手としている人が多いですよね。“迷惑を掛けてはいけない”と教え育てられてきましたし。お母さんからも周りからも気軽に声を掛け合う関係性が出来たら良いですね。―

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