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ゲームのコーチング、eスポーツ専門学校について思うこと。

こんにちは、よろずです。

何をきっかけに今話題になったかよく分かっていないんですけど、最近Twitterで「ゲームのコーチング」に対して色々な議論がされいているのを目にしました。

恐らくクラロワだと思うんですけど、現状日本で「ゲームを教えるということ」に金銭が発生するほどの価値は生まれておらず、対して海外だとちょこちょこそういったサービスが展開されています。

そういったことを踏まえて、僕が「ゲームの教育」について考えていることを話していければなと思います。

なんでゲームを習うのに金払わなあかんねん

ドズルさんというクラロワのYouTuberの方が恐らく事の発端ではないかと思っているんですが、ツイートのリプで反対意見は少なかったように感じました。

それは多分みんながゲーム、クラロワを好きで、それなり教わるという価値を見出しているからだとは思うのですが、「〇〇はどうなの?」という書き込みは多くありました。

「教えるならそれなりに成果を出さなくちゃいけない」
「YouTubeに参考になる動画は沢山ある」
「お金が発生するのは違う気がする」

確かにその通りで、教わらなくても8000「クラロワの超トップ層」に到達している人はいるし、その8000やトップで活躍するプロプレイヤーが沢山の解説付き動画をYouTubeで投稿してくれています。

クラロワのプロ関係者のコメントで「完璧なコーチングがあるならとっくに世界1位取れてるわ」という発言もあって、説得力の違いを感じました。

ただ、何事でもそうだとは思いますが、塾に通ってるからと言ってみんなが志望校に行けるとは限らないし、行ける人も行けない人も当然います。
俺高校落ちててわろた

自分には向き不向きがあると思っていて、動画で勉強して上達する人もいれば、動画はただモチベーションに繋がるだけであって、そもそも参考にしようとしていないという人も沢山いると思います。

例えたところでしょうがないかもしれないですが、最近ではYouTubeで授業動画が沢山見れる時代になりました。

しかもYouTubeを見る人に向けた動画だから、大体10分の短い時間に完結されていて、僕もよく参考にしていました。

でも実際勉強する時はその10分の動画を見るだけでは終わらない(終われない)し、塾にも通っていたので塾で改めて授業を受ける、自習室で学校の課題をする、家でもう一度テストに出そうなところを復習していました。

一概に勉強やゲームと言っても取り組み方は1つではないはずです。

1人で黙々とやる時もあれば、友達とフレバトをやる時もあって、ゲームをしていないときでも立ち回りやデッキについて考えることはあると思います。

その時その時に合わせて「必要な教材」じゃないですけど、人によって参考にしやすい、しにくいがあると思うので、手段は増やした方が良いのは確かではないでしょうか。

eスポーツ専門学校について思っていること。

この話題って結構eスポーツ専門学校にも通じるところがあるなーって個人的には思っていて、ついでなので最近考えていることを書きたいと思います。 

有り難いことにほんとに時々進路について相談をもらうことがあって、今のところ10割が「eスポーツ専門学校に通いたい」という内容でDMをもらいます。

それはそうで、eスポーツに関わりたいって考えてるいるのであれば、「専門学校行ったほうが良くね」ってなりますよね。

でも、相談を頂いた時には、絶対に「おすすめしない」と答えるようにしています。

僕自身こういうことを言うのはとても嫌で、僕も憧れを抱いていたし、真剣に専門学校に進路を考えている人はどんどん行ってほしいなと考えています。

矛盾してると思うんですけど、僕はeスポーツの発展は競技性の向上以外にありえないと考えていて、世間からの評価や社会的な立場ではないと思っています。

その為には多くの人がeスポーツに取り組むべきで、熱狂するべきで、もっと頭の良い人や競技について真剣に研究する人たちが必要になります。

その人達を増やすためにはよりeスポーツという業界が大きくなる必要があって、その1つの手段として専門学校はかなり有益であると思います。

eスポーツ専門学校を出てプロの第一線で活躍している人を僕は知りませんし、プロになれるとも限りませんが、結局それは今現在の段階でしかなくて、ちゃんと素質を持った人が学校という環境で取り組んで、出来る限りの時間を注げば成長できるのは間違いありません。

「eスポーツ専門学校で真剣にゲームに取り組みたい」と考える時点でまず素質はあると思うし、まずそういう選択肢を一般化させないことにはeスポーツも世間からの評価を得られないのではないでしょうか。

で、そういう考えを持っていて、なぜ相談を受けた時に「行かない方がいい」と答えるかと言うと、「その専門学校に抱く熱は必ず消えるから」と考えているからです。

みんながそうではないことは分かっているんですけど、僕は受験を迎える時や人生の分岐点に立つときはなぜか緊張感があって、それを乗り越えた時まるで何事も無かったかのようにその緊張感や「なにかやってやろう」という野心がどこかへ消えていってしまいます。

テスト前に限って掃除したくなったりゲームしたくなる原理と似てるんじゃないですかね。

今もコロナで環境が似ているとは思うのですが、外に自由に出れるようになったら、「花見に行きたい」「海にも行きたい」、「服買いに行きたい」「友達と遊びに行きたい」など考えている人沢山いると思います。

それと同じように「ゲーム1日中やりたいなあ」とか、「1日中何も考えずごろごろしていたい」とか家でやりたかったことを考えていた人も沢山いたかと思います。

いざその境地に立ってみたらなんにもやることないじゃないですか。
やっぱり別のことをやっているからこそ発想力とか想像力って働くと思うんです。

ちょっと話は逸れましたが、その熱は「今」だからこそ動いていると考えてほしいなと考えていて、その熱がある内に色々やれるだけのことをやってみるべきだと僕は考えています。

人生とお金は大切に。

俺のnoteなんでこんぐらいぐちゃぐちゃでもいいですよね、多分

ざっくりまとめます。

『eスポーツ業界はもっと盛り上がってほしいので、それに関するコンテンツや競技性の向上に繋がるものは沢山増えてほしい。』

『そういう面で話すとeスポーツ専門学校も似ている部分はあって、入りたいと思うなら入ったほうが良いのだけど、夢があるからこそ具体的に「どうして行きたいのか」とか、「〇〇を学ぶために行かなくちゃいけない」と明確に考えている人は少ない気がする。』

『だからこそ今出来ることで完結するかもしれないから出来ることは今やってほしい。』

noteとか文字を書く活動をしている身からもうちょっと書き加えると、思い付いたネタはすぐに忘れちゃうからどこかに書いて残しておくべきだし、一回やりたいことを紙に書き写してみて、ぎっしり文字で埋まるのなら絶対専門学校に行くべきだけど、そんなに言語化するのは多分難しい。

やりたいことが明確に決まっていないのならnoteでもゲームでも色んな場所からインスピレーションを得られるから、焦って専門という選択肢を取らなくてもいいと思っています。

お金を払うのはバイトをするまでや学校に通っているうちは親が真面目に頑張って働いてくれたお金を使わせてもらっている立場です。

人生とお金は、本当に価値が見出せた時に使いましょう。


ちょっとずつ頂いたサポートを貯めて、色んな場所に行って色んなeスポーツの人とお会いしたいと思っています。 良ければ協力して頂けると幸いです。