見出し画像

グアテマラの学校って・・

悪循環。

大学に行くお金の無い人が、18歳で先生になる。もちろん、教え方や教育心理を習うこともなく。教科書という物が存在しないので、テキトーに教える。そんな先生に教わっても何も身につかない。基本的な躾さえもできてない。授業中教室外を歩き回ったり、何か食べてたり、喋る先から嘘ばっかり話したり、ラティノらしく男女でイチャイチャしてたり、そんなの通常の光景。学校は基本的に週5日だけど半日だけ。

先生達に言わせると、教えても教えても次の日にはみんな忘れちゃってて、何を教えても身につかないって・・。授業中、答えを教えることが教えることになっちゃってるので、生徒達は思考せずに答えを写してるだけで、頭に入ってる訳がない。

変に人権の概念だけは世界基準で入ってきていて、体罰や生徒への厳しい処遇はすぐに生徒と親を敵に回すことになる。

何だか愚痴になっちゃったけど、グアテマラに来て10ヶ月。5ヶ所の学校で働いてみて、何だかもや〜っと抱いている事を文章にしてみようかな、と思い立っただけ。

今働いているのは、4歳児から15歳までのグアテマラ人の私立学校。全ての子供達に算数・数学を教えてる。年齢相応の事は教えても基礎ができていないので無駄だな、と思い、小1〜4年生の内容をレベル別に6班に分けて教えている。偉そうに書いているけれど、スペイン語が流暢ではないので、教えるのに四苦八苦。特に思いっきり怒りたいときにうまく怒鳴れないのが非常に辛い。。

スペイン語圏って、英語圏に比べて、各国によって使用する単語が結構違う。算数用語も然り。ネットで印刷できる様な教材探してもまともな物に遭遇したこともないので、英語や日本語の教材を自分でスペイン語で作り直して使用するという生産性低い毎日。他の先生の授業見ると超テキトーなので、こんなに真剣にやらなくても良いか、と思うのだけれど、そこは日本人のA型気質のせいか、結構真面目に頑張ってる。

就寝時間なので、続きはまた今度〜

金額の問題ではなく、共感していただいたという意思表示がありがたいです。