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会う予定があるなら、話す予定も立てよう

みなさんは誰かと会う前に、その人と何を話そうか考えていますか?私はあまり考えていませんでした。

親しい人であればあるほど、いくらでもその場で会話ができるもの。話す内容を事前に準備して会うという人は少ないでしょう。

ですが、私はこれからちょっぴり準備をして人に会いたいと思っています。それは、話すことの優先順位をつけるためです。

優先順位と言うと、なんだか仕事みたいな感じがするかもしれません。でも、堅苦しい意味はありません。そう思ったのは、2つ理由があります。

1つ目は、人に会える回数が減ってしまったから。2つ目は、便利な連絡手段があっても社会人の時間は貴重だから。1つずつ順に説明していきます。

1.生涯にあと何回会えるだろう?

一人暮らしをしたり、社会人になると、離れた両親や友人と生きているうちにあとどれくらい会えるだろうと考えたことはありませんか?

今のような状況下になって人と会う機会はグッと減りました。たとえば、1ヶ月に1回会っていた友人と、2ヶ月に1回のペースで会うようになる。そうすると、年間で会える回数は単純に半分になるわけですよね。人によってはもっと極端な数字になっているのではないでしょうか。それが1年前から当たり前になってしまった。

つまり、「人に会える母数」が極端に減ってしまったのです。

2.社会人になると、遊びの連絡は優先順位が下がる

ご時世に関係なく多くの大人が体験することだと思いますが、社会人同士の連絡ペースは学生の頃と比べて確実に落ちます。

仕事で忙しくなりますし、仕事の連絡は早くてもプライベートの連絡は時間ができたときにまとめて返す、というスタイルの方は多いでしょう。どちらもマメな人は尊敬します。

以前、一泊二日の泊まりの予定を立てようとしたら、宿が決まるまでにレス待ちも含めてLINEで1週間以上かかりました。

1回会えば済む話かもしれませんが、社会人同士の予定を合わせるのは簡単ではありません。SNSツールでコミュニケーションを密にとるのも難しいと実感します。

余談ですが、みなさんはLINEやメールで雑談をするのは得意ですか?私はあまり得意じゃないですね。会ったときに話すほうが、文章では伝わりきらない感情・表情・空気も乗って楽しいからです。

話を戻しますね。

以前であれば、長くだらだら話ができました。帰るときが来ても「次会ったときに話せばいいや」と思ったり。

でも今は2つの理由(コロナ禍×社会人の状況)から、人に会う時間がより有限になったと言えます。だから、人に会う前に「何を話すか?」をもっと意識して、1回の会う時間をより大切にしていきたいと思ったのです。

ある日の同期ランチ

コロナ以前に、同期の1人とランチに行ったときのエピソードです。

お店に向かう途中、彼女は「これ見てほしい!」と言ってiPhoneを私に手渡しました。簡単に言うと仕事の失敗談を話してくれたのですが、私に会う前に彼女はその内容をiPhoneのメモ帳にまとめてきたんですよね(笑)

見せられたときはちょっとびっくりしましたが、話の流れや細かい情報がメモだとすぐに理解できて、お店に着く頃にはその話は終わっていました。

今考えると、ランチタイムの短い時間で、話したかった出来事を簡潔にまとめてくれたんだなと思います。時間がないことを考慮した彼女なりの気遣いだったのかもしれません。

私が言いたいのは、決して人に話したいことをすべてメモして、それを手渡せという意味ではないです(笑)メモに書くことで時間がなくても「何を伝えたいのか」わかりやすくまとめられるのがいいなと思ったのです。

実際、情報を正確に伝えたいときは対面よりもメールやチャットのような書き言葉のほうが有効という話もあります。

メモなんて大げさな〜と思うかもしれませんが、話そうと思っていても、意外と会うと忘れちゃうことってありません?

だから、人に見せずともメモに書くことって結構良い案だと思うのです。

試しにまとめてみたら・・・

来週会う人がいるので、その人に話しておきたいことをまとめてみました。

・最近印象に残ったYoutubeの感想
・新しくオープンするカレー屋の話
・今回書いたnoteのこと

あまり多すぎても、その場の会話を楽しめなくなってしまうので、とりあえずこの3つは話したいですね。

書いてみて思ったのは、この時点でちょっとワクワクするというか、その人と会うのがもっと楽しみになりました。

3つ目に「今回書いたnoteのこと」を入れたのは、来週会う人がiPhoneのメモ帳を見せくれた同期だからです。

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なんと、今日はめでたいことにnoteが7周年を迎えたそう!(パチパチ)よりみちコピーライターとしてnoteデビューしてからまだ数ヶ月ですが、とても楽しんで活動を続けられています。

バッジやクリエイターを励ましてくれる言葉の数々、ユーザーのみなさんと一緒に参加できるお題など。noteのさまざまな取り組みが、私たちクリエイターの活動を支えてくれているからです。

これからも楽しくnoteを続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

それでは、また。


文:ハギ

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