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寄居町に行きたい僕に訪れた突然の障害

前回からの続き。

https://note.com/yorii_tsukiichi/n/n191fc24673c5

私は全4回の参加を心に決めていました。

第2回の開催日が近づくにつれ、わくわくしていたのですが、予想外の事態が発生しました。

なんと、会社から「土日の休みが多すぎる」との通達が!

基本、土日はあまり休むことができない仕事なのですが、ここ最近土日を多く希望休で休んでいたため、会社からストップがかかってしまったのです。

仕事とやりたいことのバランスに悩まされて


この状況に私は絶望しました。

自分のやりたいことのために時間を割けないなんて…。

寄居町での活動に情熱を注ぎたいという思いは強まるばかり。

こんなことがこれから先も続くようなら転職した方がいいのではないか?

そんなことも真剣に考えてしまうほとでした。

さらに、第2回に参加できないことで、他の参加者との距離ができてしまうのではないかという焦りもありました。

特に2回目を経験しないことで、他の参加者の方々と話が合わなくなるのではないかというのがとてもイヤでした。

自主的な寄居町フィールドワーク


しかし、そんな中でひらめきました。

「自分の休みの日に、第2回のプログラムを自分で体験してみよう」と。

第2回はフィールドワークが中心で、寄居町を散策する予定だったのです。

だからよく考えたら一人でも体験してこれるなと思いつき、寄居町の商工会の方にご連絡して、休日を利用して寄居町へ行くことにしました。

寄居町を一人散策!新たな出会いと発見


寄居町に着いた私は、まず商工会を訪れ、今回のプログラムでお世話になっている商工会のUさんに第2回のプログラムで回る予定の場所を聞き出しました。

Uさんに「やる気がありますね」ってお声がけしていただきましたけど、もうほんとにこれしか手段がなかった(笑)

自分のやったことはちょっと大胆なことだったのかなと思いつつも、1回目に参加したときの「地元・群馬がこのままだとヤバイ。寄居町から学ぶべきことがたくさんある」と強烈に感じたことも自分を突き動かした要因の一つかもしれません。

結果的に一人だったし、自分で車を運転して行ったので、時間を気にせずゆっくりと散策することができて意外によかったんですよ。

今までプライベートで寄居に遊びにきたこともなかったし、一人で寄居町内をまわるのも初めてだったわけですが、普段おでかけをし慣れていることもあって観光マップやネットを駆使してある程度行ってみたいところを決めて、寄居町を散策しました。

この一人活動は、グループでの活動とは違った魅力があり、新たな発見や出会いがありました。

2回目のプログラムで行く予定になっていた寄居町の風布館に行き、そこでランチにうどんを食しました。

店主に「どちらから?」と話しかけていただいたので、自分は群馬から来たこと、実は数日後に商工会のイベントで本当は来る予定だったことなどいろいろお伝えして、近場に何か見ておくといいところがあるか尋ねました。

そこでいただいた情報の一つが、なんでも風布館のすぐ近くにある神社は狛犬ならぬ狛蛙らしくてとてもめずらしい神社だということを知りました。

しかも聞き間違いでなければ、どうもその狛蛙を彫った方が日光東照宮にも携わったような有名な職人さんのような話でした。

それでランチをしたあとに近くのその神社にも足を運びました。

ネットでもこういう情報って仕入れられるかもしれないですけど、やっぱり現地の方と触れ合ってその中から知ることのできる情報ってめちゃくちゃ価値があると思うんですよね。

俺は一人でも寄居町に行くぞ!な情熱


この経験を通じて、私は一つの大切なことを学びました。

それは、「情熱を持っていることに障害はない」ということです。

2回目のプログラムに参加することができないと判明したとき、正直かなり絶望していました。

でも、休みを取れないことを理由に諦めるということもしたくなかったです。

何か打つ手はないのか?

自分の好きな言葉の一つに「打つ手は無限」という言葉がありますが、何か策はあるはずだと考えて、一人で行ってきちゃおうと決断しました。

たった一人でも、自分のペースで活動を続けることができる。

このときの一人散策は、私にとって新たな一歩となりました。

そして、次回3回目。

私にとって今回の4回に渡るプログラムの最後の回となります。


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