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【メンテナンス】自分のカラダ記録、つけてみませんか

こちらや

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書きましたが、女性のカラダにはバイオリズムがあります。

女性ホルモンの周期は以下の通りです。

ホルモンには女性ホルモンだけではなく、他にもいくつもの種類がありますが、上の図のように女性ホルモンだけでも3種類が1カ月の間に変動します。

見ていただくと分かる通り、大きくはエストロゲンが多くなる時期と、プロゲステロンが多くなる時期があります。
ちなみに、男性はこのような変動がなく、ホルモンの分泌はほぼ一定です。女性は男性よりもホルモンの変動による影響を大きく受けるカラダなのです。

実際の生活では、ホルモンだけではなくもちろん睡眠や食事、そして対人関係のストレスの影響もあります。
また、敏感な方は気圧の影響なども受けるでしょう。

女性のカラダ、そしてココロに影響を及ぼす要素はたくさんあるものの、ホルモンというカラダの機能上避けられないものだけでも、1カ月の間にこのような変動があると、昨日できていたことが今日はできない、やりにくい、なんてことも起こりえます。

そんなときのために、「カラダ記録」をつけてみるのはいかがでしょう。

手帳に書いてもよし、アプリで管理するもよし。
少なくとも1カ月、大体3カ月くらいを目途に、簡単でいいのでつけてみると、自分のバイオリズムが分かりやすくなります。

カラダ記録をつける時におすすめの項目は以下の内容です。
・生理周期
・気持ち
・睡眠時間

その他、食事内容やカラダの調子を書いてもいいですね。
毎日洋服を選ぶのが楽しいとか、メイクをすることが楽しいなんて方はその記録も合わせてつけると楽しいと思います。

何をつけてもいいのですが、「生理周期」と「気持ち」はまずつけてみていただきたいです。なぜなら、「カラダ記録」で大切なのは、「周期と自分の状態」を可視化することだからです。

ざっくりとお話すると、ホルモンには気持ちが大きく影響を受けます。
実際にホルモンが影響を及ぼすのは、気持ちではなくカラダの機能(他のホルモン分泌を促す、体温や血流を調整する、内臓の動きに影響を及ぼすなど)なのですが、ストレスなどでホルモンの分泌量に通常とは異なる変動が出たり、そして、それらの影響による体調の変動を把握できていないと、不調に戸惑ったりイライラしたり、ということが引き起こされます。

ここまで読むと、それなら「カラダ記録」をつけても意味がないんじゃないの?と思うかもしれません。
それはその通りで、記録をつけたからといって不調の改善に直結するわけではありません。

だけど、自分のカラダの周期や変動に詳しくなると、
「なんだかイライラするけれど、生理前だからかな?」
「いつもより甘いものが欲しくなるけど、ホルモンの影響かな」
「調子が良くなってきたけど、生理が終わってしばらくしたからかな」
など、自分の調子がつかめるようになります。

そうなると、マッサージや、アロマや、いつもより睡眠を長く取るなど、自分のカラダに合った適切なセルフケアを取り入れられるようになっていきます。

自分で自分の状況が分かり、ケアできることで気持ちはとっても楽になります。本当に簡単な記録からで大丈夫なので、「カラダ記録」を始めてみませんか。




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