見出し画像

【第165回】「町焼肉」葛飾区代表は金町にあり

どうも、yopparaideskaです。

第165回目は、金町にある焼肉屋さん。

最近私は「焼肉」ではなく、
「町焼肉」ハマっている。

町焼肉の魅力はなんといっても、何十年もの間焼肉に人生を捧げてきた店主の心意気が感じられるところ。
例えば、独特のラインナップ、圧倒的なコストパフォーマンス、サイドメニューがめちゃくちゃ美味しいとか、ドリンクが渋いとか。

あとなんて言っても、どんだけ壁の色変わっとるん?っていうくらい壁に油が染み込んだところとかも魅力の一つ。

そんな町焼肉の魅力が詰まったお店を下町の風情が残る金町で発見。

そんなお店こそ、

行ってきましたよ、”大力酒蔵”

1966年創業の金町最強の町焼肉。

果たしてその味は、、


店舗詳細

店名:大力酒蔵
住所:東京都葛飾区金町6-8-8
アクセス:金町駅から徒歩3分くらい
混雑状況:19:00頃到着。待機列なくすぐに入店できた

おそらく予約はできないので、ピークの時間をずらすか、平日に行くのがおすすめ。

この日は運良く席が空いていたため入れたが、ずっと満席だった。

激渋な外観

お店は大通りから一本入ったところにある。
年季が入った、お世辞にも綺麗とはいえない看板や暖簾、赤提灯がこのお店がいかに美味しく、いかに近所の人から愛されてきたのかを物語る。

暖簾と赤提灯がたまらん

メニュー詳細

メニュー(全体)
メニュー(右側)
メニュー(左側)

・アバラ    700円
・タン     700円
・豚カルビ   1,200円
・トントロ   1,200円
・シロ     700円
・センマイ   700円
・牛すじ煮込み 550円
・ライス    300円
・ビール    600円
・酎ハイ    430円
・レモン    250円
※2022年11月上旬時点の料金です

メニューは、一般的なカルビ、ハラミ、ロースみたいな感じではなく、ホルモンを中心としたメニュー構成。

よくあるような焼肉を求めるならちょっと違うかもしれないが、町焼肉はこうではないと。

このお店はホルモンに絶対的な自信を持っているようで、センマイ刺しをはじめとした生のホルモンや、煮込みなどをいただけるのが魅力。

また、おつまみや一品料理も結構な種類あるので、常連になると焼肉は食べずにおつまみや一品料理でお酒を愉しむ姿が安易に想像できる。

料理レビュー

まずは、キンキンに冷えた瓶ビールで乾杯。
サッポロ黒ラベルはセンスあるね~

サッポロ黒ラベル

乾杯してすぐに焼肉がどんどん運ばれてくる。
提供のテンポが速いので、数回に分けて注文するのがおすすめ。

アバラ

アバラは、
一般的に「ハラミ」と呼ばれる部位。
1カットが分厚くて柔らかくてジューシー。

見てわかる通り自家製タレが染み込んでいるため、噛めば噛むほど肉汁とタレが溢れ出し、ビールとご飯が止まらない。

もともと新鮮な肉を使っとるのに加えて、しっかりと下味をつけることでお肉が何倍にも柔らかくなっている。

町焼肉のこういうこだわりが好き。(勝手にこだわりとか言ってます)

タン

タンは、
こちらも1カットが分厚い。

おそらく豚タンだろう。
豚タンは、柔らかくてジューシーなのが特徴。

タンの上にかけられた魔法の粉のような胡椒がめちゃくちゃクセになる。
レモンをたっぷりつけていただいた後に、ビールで流し込めば「Go to heaven」。

豚カルビ

豚カルビは、
とにかく分厚い。
そして、上記のお肉同様に柔らかくてジューシー。

特製の甘辛いタレが絶妙で、ご飯泥棒にも程がある。
タレと一緒に焼くことで香ばしさがプラスされて抜群の味になる。
この味を嫌いな男子は絶対におらんと断言できる。

トントロ

トントロは、
お店の方のおすすめということで注文。

とにかくサシが美しく、大ぶりなのがたまらん。

脂身は香ばしく、赤身の部分は柔らかく炭火でパリッと焼かれた食感と風味が絶妙。

そして、なんとトントロにも中毒性抜群の魔法の胡椒がかかっている。
焼いたトントロをタレと一緒に食べてもいいし、レモンをかけて食べてもいいし、何しても美味しい。

普段自分では絶対にトントロを注文することはないので、お店の方におすすめを聞くことの重要性を再認識した。

シロ

シロは、
ホルモンを売りにしているこのお店だからこそ、注文すべき一品。

全然臭みがなくて柔らかかった。

また、タレが絡めてあるので、タレがシロに染み込んで噛めば噛むほど美味しい。
普段は噛むのが嫌なのに、このシロの時だけは別と都合の良い解釈をさせてくれる。

センマイ

センマイは、
とにかく新鮮。
生なのに臭みがないのが素晴らしい。

臭いセンマイは普通に臭いけんね、、

また、自家製の味噌ダレが旨すぎる。
タレが濃厚なので、センマイ刺しでご飯食べれるもん。

お酒も進むしすごいねこれは。

牛すじ煮込み

牛すじ煮込みは、
レベル高すぎです。

丁寧に煮込まれているので牛すじは柔らかいのに、しっかりと肉食べとる!というのを感じさせてくれる肉感がすごい。

一見味が濃そうに見えるけど、生姜がたっぷり入っているので臭みもなく、意外とさっぱりでバランスが良い。

この表面の脂を見ただけで、美味しいってわかるよね?

ご飯

ご飯も美味しいし、
とにかく麻薬的なのが入っとるんじゃないか?と疑ってしまうくらい中毒性のある濃厚なタレもたまらん。

タレ
辛味噌&ニンニク

お好みでテーブルに置いてある辛味噌とニンニクを加えて食べるのが個人的にも、女将さん的にもおすすめ。

レモンサワー

レモンサワーは、
1番好きなタイプのレモンサワーですね。

今はレモンサワーというだけでかなりこだわったものや個性的なものまであるけれど、1番美味しいレモンサワーはこれよ。

ちなみに、レモンサワーじゃなくて、レモン酎ハイっていうのがポイントね。

レモンサワー

レモンは自分で絞って好きなだけ入れられるタイプで、これで250円は安いって、、

焼肉はどうしてもちょっとコッテリになるけど、これだけレモンを摂取すれば、0キロカロリーです。

接客

接客は、めちゃくちゃ素敵でした。
女将さん的な方が双子かな?その方々がものすごく親切で、おすすめのメニューやおすすめの食べ方、お得に飲める方法などを丁寧に教えてくれたのが印象的でした。(ちょっと距離は近かったけどね)

まとめ

総じて、雰囲気、コスパ、接客全てが好みでした。

お客さんの質もいいし、一見さんにも優しいお店です。

町焼肉マニアはもちろん、町焼肉に挑戦してみたい方はぜひ行ってみてください。

改めて東京の奥深さを感じさせられたな、、
東京には煌びやかな新宿、渋谷、六本木とかあるけれど、金町のような古き良き下町の風情が残る街もある。
東京って良いところ多くてずるいよね~

ここで皆さんにだけもう一つこのお店の前に行ってほしい素敵な場所を教えます。

それは、「金町湯」です。
1943年に創業し、2021年にリニューアルオープンした銭湯は、昭和とモダンな雰囲気を兼ね備えた素敵な施設。

金町湯でととのった後に、大力酒蔵でビールを飲んで焼肉を食べたら合法で飛べます。

このコースのために金町まで行く価値は十分にあるよ~

Instagram詳細

Instagramでは、より多くの料理の写真を投稿。
レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。

Instagramアカウント:

https://www.instagram.com/yopparaideska

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?