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【第39回】日本一のスパイスカレー

どうも、yopparaideskaです。

第39回目は、梅田にあるスパイスカレー屋さん。

行ってきましたよ、”BOTANI : CURRY”

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ここのスパイスカレーを求めて全国各地からスパイスカレーマニアが集まるほどの超有名店。

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最近阪神百貨店に2店舗を出店した影響で本町にある本店はお休みということで、阪神百貨店まで行ってきました。

店舗詳細

店名:BOTANI : CURRY
住所:大阪府大阪市北区梅田1-13-13 阪神百貨店梅田本店9F
アクセス:東梅田駅から徒歩3分くらい
混雑状況:10:40頃到着。11:00オープンにも関わらず既に10組以上の待機列が。11:20頃に注文まで行き着く。

本店は10:00頃から整理券を配り始めるスタイルらしく行ったり来たりでかなり大変らしいが、ここは並んでその場で注文できるし、フードコートの中ということで席もかなりあるけんめっちゃ便利。
とはいえ、列が伸びていくと注文から受け取りまで1時間以上待つのは避けられないらしい。

フードコート内といえどもしっかりとボタニカリーの世界観を表現できているあたりさすがです。

メニュー詳細

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・ボタニカリー×シュリンプカリー 1,280円
・ジャークチキン 500円
・玉子ピクルス  100円
・1辛      +50円
合計 1,930円(税込)

カレーは、「ボタニカリー」、「シュリンプカリー」、「ポージョカリー」、「キーマカリー」の4種類のラインナップ。

カレーを選んだら辛さを選び、
ご飯の量を選んで、
最後はトッピングを選ぶ。

カレー屋さんって自分カリーにカスタマイズできるのがいいよね。

ジャークチキンは注文するつもりはなかったけど、本店でもあまり出していないということで気になって注文してみた。

今回は注文してないけど、ここのトッピングといったら、「クリームチーズ豆腐」らしいよ。

注文が完了したら、番号札を受け取って自分で席を確保して順番が来るのを待ちます。

料理レビュー

注文してから待つこと約10分、カレー完成のベルが鳴る。

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ワクワクしながら受け取ったそのカレーは、
彩鮮やかで美しい。たくさんの具材が入りすぎて果たしてプレートの中に何色入っとるのかが不明。
お皿はスパイスカレーではお馴染みの青系。
新宿にある「スパイシーカレーハウス半月」のようなお皿を使ってます。

ボタニカリーは、
シュリンプカリーよりは辛さがあり中辛程度。
「チキンベースの少しとろみのあるルーとキーマ」とカレーの下の一言に書いてある。
滅多に一つのカラーにスープ系のカレーとキーマカレーという2つの要素が入ったカレーに出会うことはない。
まずその点で驚かされた。
その上で2つのカレーの良さが混ざり合ってとんでもない味の複雑味が表現されている。
チキンの出汁と挽肉の旨味、そしてスパイスの心地よい香りのハーモニーが異次元。

スパイスは、多分とんでもない種類が使われとると思う。その中でも特にクミンが際立っとる。一口食べた瞬間に口の中でクミンが爆発する。そこに、キャラウェイ、コリアンダー、山椒、カレーリーフが入ることで爽快感もプラスされて一瞬で虜になってしまう。
スパイスの配合はもちろん特にすごいと思ったの、「テンパリング」。このテンパリング具合が素晴らしい。全てのスパイスの特徴や長所を理解しているからこそ出せる至難の業。
※テンパリングとは、スパイスを油で炒めて香りを引き出させること

こんなに美味しいカレーに出会うとは想像していなかった。

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シュリンプカリーは、
スパイシーさはあるけど、マイルドなカレー。
「魚介ベースのスープカリー・仕上げにココナッツミルク」とカレーの下の一言に書いてある。
カレーの量に対しての海老の数がすごい。豪快なところが大阪らしいし、自由なスパイスカレーはやっぱりこれぐらいわんぱくな方がいい。

スパイスは、やっぱりこっちもクミンとカレーリーフがかなり効いとる。
ボタニカリーに比べるとスパイシー感では劣るけど、カレー自体の旨味は圧倒的にシュリンプカリーに軍配が上がる。
海老の旨味と出汁に加えて、関西風の出汁がかなり印象的。昆布とイワシ、サバ等の混合削節かな。食べる度に出汁の香りが口いっぱいに広がり幸せに包まれる。そして、素材の旨味が何重にもなって襲ってくる。(ココナッツミルクの貢献度もハンパない)
カレーなのに高みを目指して試行錯誤を繰り返した結果、「出汁を極める」というところに着目した着眼点と発想が何より素晴らしい。どこまでもこのお店のセンスを感じる。

とにかく尋常じゃなく美味しい。
今まで食べたスパイスカレー史上No.1。

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ジャークチキンは、
これだけでも十分にメインになれそうなぐらい立派な一品。
丁寧にマリネされたチキンは、玉ねぎの甘さとクミン、チリペッパー等のスパイスを纏いカレーとはまた違うエスニック感を感じる。
しかし、チキンはジューシーで美味しいけど、本場のジャークチキンとは炭火感がないという点で全然違う。炭火感があれば完璧なのに、、

とはいえ、500円でこのクオリティという点、珍しいジャークチキンを食べられるという点、副菜やソースもしっかりとしているという点では非常に評価が高い。

ジャークチキンをトッピングで出すあたりも大阪らしいしというか、フリースタイルなスパイスカレーを象徴して面白い。

玉子ピクルスは、
これもまた憎いほど美味しい。
玉子をピクルスにするって発想がもう憎い。
ピクルスの程よい甘味と酸味がカレーとの相性抜群。
そして、半熟具合も完璧なんよね。
これは間違いなく全員トッピングすべき。

その他ミールスも今まで見たことがないぐらい様々な種類が入って驚かされた。
そして、その全てが全部違う味で違う食感で、単体で食べても全部混ぜて食べても美味しすぎる。
ここまで徹底したスパイスカレープレートを作れるのは、このお店の店主が相当なカレーヲタクであり、カレーに対する情熱が人の何倍もあるからだと思う。

接客

接客は、フードコート内にある店舗なのでサービスらしいサービスはない。
でも、全員がイキイキして働いとるなって感じた。
厨房の人もみんな「ありがとうございました」って元気に言う姿が印象的。

多分みんな相当カレー好きなんやろうなー

まとめ

総じて、「日本一のスパイスカレー」という評判に偽りはなかった。
というか、先述の通り今まで食べたスパイスカレーで一番美味しかった。
もうこれは感動するレベル。

テンパリングや出汁の使い方、素材の使い方等様々な点で勉強になることばかりでした。

このカレーを食べるためだけに大阪に行く価値は十分にあるし、全国からスパイスカレーマニアが集まる理由がわかった。

スパイスカレーが好きな人は死ぬまでに一回は食べてね〜

Instagram詳細

Instagramでは、より多くの料理の写真を投稿。
レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。

Instagramアカウント:

https://www.instagram.com/yopparaideska

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