見出し画像

社会人になってから始める趣味に「いけばな」をおすすめする3つの理由

こんにちは、週末華道家「よぴ」です!

今回の記事では、令和元年(2019年)5月にいけばなを始めて6年目となる私が、
社会人になってから始める趣味に「いけばな」をおすすめする3つの理由
をお伝えします!

この記事が投稿されている6月6日は「いけばなの日」ということで、習い事を始めるのに適した日といわれています。
3つの理由を参考にしていただき、ぜひ気になった方はお近くの教室に体験しに行ってください。

■「いけばなの日」とは
古来より芸道の上達を祈念し、稽古始めは6歳6月6日が良いと言われてきました。世阿弥の「風姿花伝」の中に「稽古始めは6歳ころが望ましい」とあること、歌舞伎の台詞に「6歳の6月6日」とあり語呂合わせがいいこと、指で数える時に「6」で小指が立ち「子が立つ」ということなど諸説あります。 近年、 関西のいけばな協会が連携の上、6月6日を「いけばなの日」として提唱をし、各流派、各地域においても6月6日前後の日程で、いけばな体験教室や展覧会などが開催されております。

参照元|公益財団法人日本いけばな芸術協会
6月6日「いけばなの日」一般社団法人日本記念日協会で登録認定

【理由①】ストレス解消とリラクゼーション

趣味を考えている方の中には、
「仕事でたまったストレスを趣味で解消したい!」
「趣味を楽しみながらリラックスしたい」

という方も多いのではないでしょうか?

いけばなをしてる時、花を見つめたり、繊細な作業があったりするため、集中力が高まり、心を落ち着かせることができます。
また、いけばなを始めると今まで目に入らなかった街中の花草木に目に飛び込んでくるので、ただの通勤も少し華やかになります。

このようにいけばなを始めることで、日常のストレスを解消しリラックスすることができるので、おすすめです。

通勤路に咲いていた名前を知らない花

【理由②】家の中が花であふれ暮らしが豊かになる

家の中に花、飾っていますか?

いけばなを始めると、自宅に花を飾る習慣が自然と身につきます。
「花を買うようになる」というよりは、いけばなの稽古でいけた作品は一度ばらして家に持ち帰るので、「自然と家に花が増える」結果、自然と自宅に花を飾るようになります。
「家の中でいけばな」と思うとちょっと敷居が高いかもしれませんが、空いてるグラスや瓶に挿してあげるだけでもよいです。花を飾ればインテリアの代わりにもなります。趣味もインテリアにもなるので一石二鳥ですね!

これにより常に美しい花で彩られ、視覚的な楽しさや心地よい香りを楽しむことができます。忙しい毎日の中で、自宅がリラックスできる癒しの空間になるのは、社会人にとって大きな魅力です。
花のある暮らしが心と体のバランスを整え、生活が一段と豊かになると思います。

稽古から持ち帰った花でいけた作品

【理由③】美的センスが磨かれる

いけばなは、自然の美を生かす/活かすことを大切にしています。
花の選び方や配置の工夫、色の組み合わせなどを学ぶことで、美的センスが自然と磨かれることはもちろんのこと、一つひとつ、色や姿、形が異なる花草木を見つめ、その中にある美を見つける行為は他の美的センスを磨ける趣味にはない特徴といえるのではないでしょうか。

美的センスを磨ける趣味は、インテリアやファッションなど、日常のさまざまな場面でも役立ちますが、いけばなを学ぶことで得られる「美を見つける力」は日常生活をより一層豊かなものにするでしょう。

小さなアンスリウムの花と葉の特徴に焦点をあてて再構成した作品

いけばなを始めるにはまず体験から

みなさん、いかがでしたでしょうか?いけばな、やってみたくなってきましたか?
いきなり始めるのは敷居が高いと思うので、まずは自分に合いそうな教室を池坊(日本の華道家元)の教室検索ページから見つけて、体験レッスンから始めてみるとよいと思います!

池坊いけばなの教室検索サイト

正直なところ、いけばなをおすすめする理由は他にもあるので、3つに絞るのは本当に難しかったです。
この記事を読んだあなたが少しでも「いけばなやってみたいかも」と思ってくれたらうれしいです!

[宣伝]この記事がもしよかったら、ハートボタンをお願いします!
また、稽古でいけた花はこちらからご覧いただけます。
よぴのいけばなInstagram

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?