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8割の労力と時間は「どういう構成にするか」に費やす

文章・記事作成においては、構成の出来によって全体の良し悪しの8割が決まります。限られた時間の中で最高のパフォーマンスを発揮するためには、ネタ探しやネタ集めに時間や労力を費やしている場合じゃないよってことをお話します。

記事作成で重要なポイントとなるのは「どういう構成にするか」ということで、ここに最大の労力と時間を割いています。

単なる日記なら特に気にせず好き勝手書けばいいですが、ある程度読み手を意識して読みやすくしたり、グーグル先生に好まれるためには構成はめちゃくちゃ大切です。

逆に、構成が終われば記事執筆の8割が終了したと私は考えていますので、構成はまとまった時間を確保できるときに集中して作り込んでいきましょう。

■時間や労力の割合目安(私のケース※ほぼこの割合)

・ネタ探し→ほぼゼロ(隙間時間や移動時間などで可能)
・キーワード選定→10%(グーグル先生を意識しないなら不要)
・記事構成→70%(時間を確保できるときに腰を据えて取り組む)
・本文作成→10%(書きたいことが明確なので時間がかからない)
・校正等→10%(私の場合は依頼執筆じゃない限りはほぼ省く)

文章構成と言えば国語の授業で「起承転結」や「序破急」という言葉を習ったと思いますが、記事作成では「PREP(プレップ)法」を意識して構成の際に利用するのが便利です。

PREPとはP=Point、R=Reason、E=Example、P=Pointの略です。

横文字が出てくるとちょっと小難しい感じに聞こえますが、前回の流れが理解できていれば問題ありません。PREP法を噛み砕いたものが前回の「文章を結論から書く理由とその基本的な書き方の流れ」です。

最初と最後のPointとは、結論であり、相手に一番知ってほしいポイントのことです。

ですから、依頼を受けた記事の場合は依頼主が結局どんな内容を求めているかを分析、理解することが必要となってきます。また、自分でテーマを決められる場合も、読者に最も伝えたいポイントは何かを最初から明確にしておくことが大切です。

これが決まったら、次にReason、つまりその結論に至った理由を分析していきます。

なお、結論と理由を文章にする場合はできるだけ簡潔にし、できればインパクトを与えるワードを使うことが重要です。最初から長文が続くと読者の読もうという意欲が失せてしまうおそれがあります。

こうして理由まで述べたら、Example、つまり事例を上げながら理由の説明を行います。この事例は具体的なものを選んでください。自分が直接見たり聞いたりした体験談などが一番自信を持って書けますし、使ったこともない商品のレビューを無理に作っても内容の薄い記事になってしまいます。

こうして具体例を使って結論に至った理由の説明ができたら、最後にまた結論を述べ、それを強く印象づけて完結となります。

いかがでしょうか。
前回の「文章を結論から書く理由とその基本的な書き方の流れ」が頭に入っていれば、特に難しい内容ではないかと思います。

PREP法の簡単な解説のようになりましたが、記事の作成においては思いつきだけでとりあえず書きすすめる形をとってしまうと、結果的に同じ内容が何度も繰り返されたり、文章の流れがちぐはぐとなったりしてすっきりせず読みにくい上に何も読者に伝わらない記事になってしまいます。

そのため、記事を作成する場合は「構成」にこそ時間と労力を費やしていきましょう。

最後に記事構成に使いやすいアイテムを紹介します。アプリはスマホで利用できるので、自宅でパソコンの前に座る時間を確保出来ない人やノートパソコンを持ち歩く習慣がない人は特にスマホを活用するのがおすすめです。

それでは。

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